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2024年の振り返り

 おそらく、多くの方々と同じように、年末を迎えると、「1年は早かった」と思います。さらにnoteを利用されている方でしたら、同じだと思うのですが、「今年の振り返り」のデータのあれこれも届きました。

 その報告の中に、2024年に「よく読まれた記事」のベスト3もありました。


サポートのお願い

 この記事が、2024年で、この「家族介護者支援note」では、もっとも多く読まれた記事でした。

 臨床心理士の資格をとってからの10年間、介護者への心理的支援について、いろいろと伝えてきたつもりでしたが、その成果は上がらず、家族介護者への相談窓口は増えないままどころか、その存続が危ういようなこともあって、かなり落ち込んでいた頃でもありました。

 そこで、この「家族介護者支援note」を読んでくださっている方に、図々しいとは思うのですが、サポート(現在・チップ)のシステムを使って、助けていただくことを訴えました。

 するとさっそく、サポートをしてくださる方々がいらっしゃいました。それも複数人の方々で、とてもありがたい気持ちになったのを憶えています。

 そのことで、改めて記事を真剣に読んで下さるだけではなく、実際に助けてもらえる方々がいらっしゃることを実感できて、この記事は、年明け早々に書いたのですが、そのおかげで、砂漠に水を撒くような思いになることはあるとしても、それでもベストを尽くし続けようと思えました。

 この場を借りて、改めて御礼をお伝えしたいと思います。

 本当にありがとうございました。

 そうしたサポートに応えるためにも、なるべく質の高い記事を書くように、努力していきたいと思っています。

「介護相談」だけではなく、「介護者相談」が必要な理由

 これは、現在、固定記事にしているのですが、家族介護者への個別な心理的支援である「介護相談」を続けさせてもらい10年以上が経っていると、その必要性自体は、利用者の方々から、とても強く伝わってきています。

 ですので、この「家族介護者支援note」でも、その必要性は、いろいろな記事で伝えてきたので、そのことは、少しは浸透してきたような気がしていましたが、それが勘違いというか、認識が間違っていることを、生活の中で実感することがありました。

 そこで、こうした大事なことは、何度でも、伝わるまで伝え続けることが必要だと改めて思うようになりました。

 地域包括支援センターなどで行われている「介護相談」はあくまでも介護をされている方(要介護者)のためのもので、介護者をサポートすることがメインである「介護者相談」とは、やはり違うもので、「介護相談」はもちろん必要なもので、現在は比較的広く行われているのですが、「介護者相談」の必要性と、今はその窓口が、ほとんどないことを改めて書きました。

 その記事が、よく読まれている記事の2位に入っているのは、心強い思いになります。

心理職として、この10年やってきたこと。これからも続けること。

 この記事は、「未来のためにできること」の応募のために、改めて、これまでのこと、これからのことについて書きました。

 1000文字以内、という制限があるため、文章が長めになってしまう私にとっては、何度も書き直すことになったのですが、それでも、もしこの記事が受賞すれば「文藝春秋」などに掲載されることになり、そうなれば、「家族介護者への心理的支援の必要性」に関して、少しでも世の中に伝わるのではないかという思いが強かったです。

 残念ながら、選外になってしまい、こうした賞を受賞することは、まったく可能性がないのでは、という気持ちにもなりましたが、それでも、2024年に「よく読まれた記事」のベスト3ですから、こうして多くの方々に読まれたことが再確認できると、意味があったと思えました。

 ありがとうございました。

 この記事で思っていることは、今も変わっていません。

「スキ」 ベスト3

 ただ、もう少し考えると、「よく読まれた」だけではなく、読んだ上で「スキ」をしてくれる方々は、さらにありがたいと思いますので、今年を振り返るときに、ただ順番を比べるのもおかしいかもしれませんが、どの記事が、「スキ」をつけていただいたかも、確かめたくなりました。

 そこで、2024年に「スキ」を多く集めた3本の記事を紹介します。

 最初は、ベスト3です。

「介護について、思ったこと」㉔「自信満々な専門家」について

 これは、「スキ」をいただいたベスト3の記事です。

 実は学校を卒業し、仕事を始めて以来(以前は全く違う仕事でしたが)感じていたことを、はっきりと伝えてくれるある医師の言葉によって、「自信満々な専門家」に対しての、長年の疑念が晴れたような気がしました。

 そのことを書いた記事に対して、これだけ「スキ」をしてもらえたということは、おそらくは同じように感じていらっしゃる方が、思ったよりも多いような気がしました。

「サポートのお願い」。

 ベスト2が、この記事でした。

 2024年の1月ですから、目に触れる機会も多かったはずですが、それでも、最もよく読まれて、2番目に多く「スキ」をしてもらえたのが、この「サポート」をお願いする記事であることを再確認すると、それはやはり、とてもありがたいことでした。。

「介護相談」だけではなく、「介護者相談」が必要な理由

 この記事が、2024年に「家族介護者支援note」では、最も多く「スキ」をしていただきました。

 「よく読まれた記事」のNo.2だけではなく、固定記事とはいえ、たくさんの「スキ」をしていただいたのは、それだけ理解され、もしかしたら支持してくださっているかもしれず、とても勇気づけられることでした。

 これからも本当にベストを尽くしたいと、改めて思いました。

 今年も、ありがとうございました。

 来年も、よろしくお願いいたします。





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越智誠  臨床心理士/公認心理師  『家族介護者支援note』
 この記事を読んでくださり、ありがとうございました。もし、お役に立ったり、面白いと感じたりしたとき、よろしかったら、無理のない範囲でサポートをしていただければ、と思っています。この『家族介護者支援note』を書き続けるための力になります。  よろしくお願いいたします。

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