kawatarou

証券会社、メガベンチャーを経て大手IT企業で、教育系サービスのマーケティング、事業企画を担当しています。 自分の興味関心を綴っていきます。

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マガジン

  • 事業や組織など

    事業や機能組織運営、実務的なTIPSを私のビジネス経験から適宜書いていきます。

  • キャリアなど

    私のサラリーマン経験などから、マネジメントやリーダーシップ、キャリアについてまとめてます。

最近の記事

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空白・喪失期(燃え尽き)を超えて、次のあり方を考える

この記事はなに? 私は、数年前に、キャパオーバーと忙しさの中で、仕事へのモチベーションや取り組みの意義が消えてしまった空白期間を経験しました。 (その名残りは未だありますがw) そこから少しずつ、自分を取り戻しつつあるように感じたのでその経験を書いてみようと思っています。 例によって徒然なる書きぶりでやっていきます。 燃え尽きの経緯などはこちらに書いていますので参考までにご参照いただけたら幸いです。 徐々にやってきた空白期 管理職になり少し経過した頃に遡ります。

    • 【キャリア考察】自分自身の性質と、それが生かされる(外部)環境とは

      以前、中途採用について、採用側の観点を記事化したので、今度は転職時の企業選びの軸について書いていこうと思ってました。 が、それはその人その人でケースバイケースで学習しながらキャリアを考えればよいと思い至ったため、今回は自分合った楽しいと思える仕事の環境について書いていこうと思います。 働く目的は、その時々で違う 大学卒業後、社会に出る手段として当たり前のようにサラリーマンを選択しました。 社会人になったら働き、自分で稼ぎ、まず経済的に自立していくことが大人になることとい

      • 受け取るということについて~コミュニケーションの配慮~

        日常のコミュニケーションにおいて、私は、なにか褒められたり、良いことを言われても ・「いや、~」と、軽く否定から入り、 ・「実際こうなんですよ」、 と自分の考えや認識との差分を修正して回答していることが多い事に気づきました。 言葉ではなく、モノであれば、 ・XXを差し上げます ・いや、、、 とはなかなか言わないはずなのですが 私に向けた言葉の場合は、「いや」、がついつい前に出てしまいます。 今回はこれについて考察していきたいと思います。 いつもの通り、思いつきで散文的に書

        • 【中途採用】チームで協働するメンバーの採用にあたって意識したこと

          この記事はなに? 事業は業務を推進しながら大きくなっていくものですが、業務の内容はチームの個人のスキルやスタンスで担保されています。 マネジメントに関わる方であれば常日頃、メンバーの成長や業務推進上の課題と向き合っておられるかと思います。 業務を構成するスキル・組織にマッチするスタンスについて整理しておくと、それらにどういう時間軸で対応していけばよいかを考えるヒントになった経験があります。 採用は、組織拡大の強力な一手ではあるものの、ミスマッチも起こりやすく、ミスマッ

        • 固定された記事

        空白・喪失期(燃え尽き)を超えて、次のあり方を考える

        • 【キャリア考察】自分自身の性質と、それが生かされる(外部)環境とは

        • 受け取るということについて~コミュニケーションの配慮~

        • 【中途採用】チームで協働するメンバーの採用にあたって意識したこと

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        • 事業や組織など
          5本
        • キャリアなど
          4本

        記事

          NPSをサービス磨きのPDCAに組み込むための考察~後篇|運用課題について~

          私の経験を元に、サービス改善のための指標としてのNPSの導入~分析の方向性を前篇にて書いてきました。 後篇については、運用にあたっての課題を中心に、悩ましさ・感じたことを書いていきたいと思います。 運用にまつわる課題感利用者が少ない状態での活用 NPSは、推奨者割合-批判者割合 ですので、一定の回答母数がないとスコアが安定しません。 では、利用者が少ない場合はどのように活用するとよいのでしょうか? 利用者が少ない場合はPMFやMVPの中での主要ターゲットの仮説検証など

          NPSをサービス磨きのPDCAに組み込むための考察~後篇|運用課題について~

          NPSをサービス磨きのPDCAに組み込むための考察~前篇|導入にあたって~

          過去、私がB2C(消費者向け)のサブスク事業を担当した際にNPSを導入したことがあります。その経験を書いてみました。 NPSは結構扱いが難しいな、、、関係部署などの協力が必須だな、、、という印象ではあるものの、顧客志向そのものでもある指標としては有用であると今でも思っています。 「顧客志向だ!顧客志向だ!」というけど、売上や利益ばかりを追いかけてしまっている、、、という結果指標しか見れていない状況の方には、あくまでも私が経験したイチ事例に過ぎませんが何かの参考になればこれ嬉

          NPSをサービス磨きのPDCAに組み込むための考察~前篇|導入にあたって~

          カスタマーサポート変化の軌跡~事業フェーズ変化に合わせた適合~

          私は、1つの事業においてマーケティング、事業企画、カスタマーサポートといった色々な職種を経験してきました。 特にカスタマーサポートは、マネージャーとしてちょうど事業フェーズが変化するタイミングを担当させていただいたと思ってます。 ちょうど前回の記事で事業フェーズの変化に合わせた組織能力の適合について棚卸したのですが、もう少し、事業を構成する機能組織(ここではカスタマーサポート)について書いていきたいと思います。 例によって徒然なるままに書いております。 そして私のイチ個

          カスタマーサポート変化の軌跡~事業フェーズ変化に合わせた適合~

          事業フェーズごとの戦略や組織を考えてみた〜壁と乗り越え方の振り返りと考察〜

          この記事はなに? これまでnoteにて自身のキャリアなど個人観点での記事が多かったのですが、組織や事業の階層における考察についても、 自分の頭の整理として書いてみよう思いたち、筆を取ってます。 私個人の当時の状況・環境から振り返って感じたことです。 他事例にそのまま当てはまるわけではありませんし、何かを規定するものでもなく私見そのものであります。 ふ~ん、くらいの軽さで目を通してもらえたら幸いです。 経験した事業について 私が経験したのはBtoC向けの動画を主軸とした

          事業フェーズごとの戦略や組織を考えてみた〜壁と乗り越え方の振り返りと考察〜

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~大手企業での中堅時代編~

          金融→ITへ、営業→企画へ、メンバー→管理職 と転職と職種チェンジを経験してきたことをいつもの如く徒然なるままに書いていきたいと思います。 新人時代の記事、若手時代の記事もそれぞれ参照いただけましたら幸いです。 前回は営業から転職とともに業種・職種も変わっていく様を書いてきました。成長企業には、自分のスキルを拡張できるチャンスがある一方で、 ハードワーク前提のワークスタンダードを持っている人しか残っていけないような空気感を常に感じ、プレッシャーがつきまとっていたのも事実で

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~大手企業での中堅時代編~

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~若手時代編~

          金融→ITへ、営業→企画へ、メンバー→管理職 と転職と職種チェンジを経験してきた私の棚卸し用のまとめの続きになります。 営業を経験し2年ほど経過したタイミングで次のステージを探し始めるまでの、新卒・新人時代の記事はこちらです。 あわせてご参照いただけたら幸いです。 転職の検討時点の市況 証券営業をやっていた頃の市況というのは、リーマンショック後の低迷期で、BRICS(ブラジル/ロシア/インド/中国/南アフリカ)といった国土・人口・資源のある国々が成長ポテンシャルがあると

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~若手時代編~

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~証券営業の新人時代編~

          noteを久しぶりに再開した理由の一つが 自分の経験やキャリアの棚卸しをするためでした。 金融→ITへ、営業→企画へ、メンバー→管理職 と転職と職種チェンジを経験してきたことをいつもの如く徒然なるままに書いていきたいと思います。 徒然なるままに書きつつ、深堀りしたいテーマが見えてきたらまた別記事を書いていきたいと思います。 就活に馴染めなかった大学時代 私のファーストキャリアは金融の営業マンです。 大学時代、就活時期になると遊んでいた友人たちが急に就活モードになり O

          キャリアを通じた成長?軌跡を振り返る~証券営業の新人時代編~

          ストレスに満ちた企業社会で感情と向き合い、超えていくには(その2) ~心理的アプローチ編~

          前回は、企業社会におけるストレスについてその発生する構造・影響について説明し、身体への影響軽減についてを書いてきました。 いよいよ、今回は心理的(内的)アプローチについて書いていきたいと思います。 ※私は、医療や認知科学の専門ではないので、大雑把だったり記載に誤りがあるかもしれない一意見であることを踏まえ生暖かく受け入れていただけたらと思います 原因は自分にあることを認められるか? ストレス原因は外部にあって、自分には関係ないと思っているうちは、ストレスが発生し続けるル

          ストレスに満ちた企業社会で感情と向き合い、超えていくには(その2) ~心理的アプローチ編~

          ストレスに満ちた企業社会で感情と向き合い、超えていくには(その1) ~導入編~

          ストレス社会と言われるように、世の中・人生にはストレスが付きものですよね。 特に仕事においては、コロナ禍でリモートコミュニケーションが増えていき 会話の質が低下 (業務的な会話しかしないこと/よもやま話ができず、孤独や不安を感じやすいこと/テキストコミュニケーションが増えて、行間がうまく伝え会えないことなどなど) もあってか ストレスフルな状況が頻発している方も多いのではないかと思います。 私の経験も含め、どうしたらよいのかを考えていきたいと思います。 ※これまた散文

          ストレスに満ちた企業社会で感情と向き合い、超えていくには(その1) ~導入編~

          管理職になってみて(その③) ~外圧による変容~

          前回のその②では、管理職になり、以下2つの壁にぶつかったことと、1つ目の状況について書いてきました。 ・1つ目は、自分自身ボトルネックになっている(と認識した)こと ・2つ目は、事業フェーズの変化に伴うガバナンス強化や、トラブル対応といった予定外のタスクの発生 相手に過度に期待してしまったり、メンバーが未熟であることを他責に捉えていたからです。個人プレイヤーからチームを有機的に動かしていくマネジメントとしての適応に苦しみ始めたのだと思います。 ここでは、もう1つの壁につ

          管理職になってみて(その③) ~外圧による変容~

          管理職になってみて(その②) ~なりたてから停滞~

          前回書いた記事の続きです。 私が管理職になったあと、の話をしていきます。 同じ様な体験した人、これからする人の参考になれば幸いです。 (思うまま徒然に書いているので、雑文ですw) なりたて期 きっかけは兼務部署の業務改善に関わり始め、門外漢故にフラットに課題整理が進み、改善のイメージが湧いていたものの 現状体制化でそれを実行するにはチェンジマネジメントが必要だったので任用いただいた、という状況でした。 役職が目的で、なりたいからなった というより やるべきことがク

          管理職になってみて(その②) ~なりたてから停滞~

          管理職になってみて(その①) ~任用に至るきっかけ~

          超絶久しぶりに、思ったことをもう少しメモとして書こう!(≒noteを書いてみよう)と思いたって徒然なるままのタッチで、今日はキャリアや仕事の話の気分だったのでそんな内容を書いてみます。 一旦、全部で3回になりましたので以下も適宜ご参照いただけたら嬉しいです。 ---------------------------------------- ・その②~なりたてから停滞~ ・その③~外圧による変容~ ---------------------------------------

          管理職になってみて(その①) ~任用に至るきっかけ~