ストレスに満ちた企業社会で感情と向き合い、超えていくには(その1) ~導入編~
ストレス社会と言われるように、世の中・人生にはストレスが付きものですよね。
特に仕事においては、コロナ禍でリモートコミュニケーションが増えていき
会話の質が低下
(業務的な会話しかしないこと/よもやま話ができず、孤独や不安を感じやすいこと/テキストコミュニケーションが増えて、行間がうまく伝え会えないことなどなど)
もあってか
ストレスフルな状況が頻発している方も多いのではないかと思います。
私の経験も含め、どうしたらよいのかを考えていきたいと思います。
※これまた散文的なので、冗長になってるかと思いますが、、、
ビジネスマンは多忙
私の業務環境はコロナ禍でリモートに移行しました。
兼務もあり会議・1on1がおおかった結果、9時から18時くらいまでひっきりなしにオンライン会議が入り
休憩の間もなく次から次へまったく異なるアジェンダの会議へ入っていくことになりました。
空き時間は次の会議準備などに追われると、本当の自分の時間は19時位から、という状況です。
リアルであれば会議室への移動や、冒頭のよもやまなどでブレイクを挟む余裕がありましたが、話題の転換を瞬時に行うのは非常に疲れるもの、、、
ある日突然発疹が発生した
私の場合は、上記のような日常に加え、大きなトラブル対応が併発し、
「要因調査→影響範囲の洗い出し→対応案策定→新たな影響発覚→再度洗い出し→・・・」というデスマーチに加え、
「急ぎ対応せよ」・「報告せよ」・「対応方針を起案し合意を得よ」というおかみからのプレッシャーが強く、日夜大変な日々を過ごしていたところ
(心も摩耗し、机に向かうのが毎日嫌で嫌で仕方なかったので、毎朝仕事前にオーケストラのレコードを流し、心を鎮めてからなんとか向かう有り様。。。)
発疹が背中や首筋に出てきてしまいました。
口内炎などは日常茶飯事でしたが
それ以外では初めて身体に影響が出たため、驚いたことを鮮明に覚えてます。
ストレスは、大小さまざま
「マイクロストレス」という言葉をハーバード・ビジネス・レビューの記事で知りました。
認識しているストレスとは別に、日々日々小さい齟齬の中で積み上がっていくマイクロストレスというものもあり、
これらが慢性的にメンタルや生産性に影響を与えているというものです。
ストレスが発生するとどうなるのか
身体的な影響が出て、初めて危機感をもち色々調べ始めました。
※専門ではないので、ざっくりです
ストレスとは、緊急事態に対応するための防衛本能的反応であり、
闘争・回避のため以下の命令が身体に発動されます。
戦闘モード状態なので、
内蔵・皮膚に行くべき血流を収縮させ、筋肉へ流す ことになります。
これがストレス慢性化状態となると
・血流が悪化し悪化→内臓の機能低下→毒の排出と代謝が落ちていくので毒の排出が滞る→皮膚に吹き出物などが表出する
・血流が悪化し悪化した部分の神経の働きが悪化し硬直する
(自律神経を失調したり最悪心筋梗塞なども、、、)
解決への道筋 ~身体へのアプローチ~
まずは、暫定対応としては、身体的緊張の解消と血流の良化が必要と考え、鍼に通いました。
私の解釈では、鍼は、緊張している(強張りのある)経絡に、
鍼による刺激(ストライク)を与えることで緊張を開放し、血流の改善を促してくれるものと思いました。
初めて鍼に行ったときに先生から言われたのは
「背中と首、頭がガチガチに固まっているので、放って置くといつか倒れて強制終了だったかもしれないね」
という言葉でした。
私はこれまで仕事で疲れにくいし、バリバリ長時間働けるもの、と思っていたのですが
どうやら、身体が感じないように感覚が鈍化していただけで、ダメージは着実に蓄積していたようです。
人間は生身なので疲れを感じないこと自体がおかしいんですね、、、
身体的なアプローチとしては、こういった緊張の緩和と血流の促進が大切ということがわかりました。
一方で、緊張状態を作り出すそもそもの心理的要因については、次回とさせていただきます!!
次回記事はこちらです。
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