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松茸とかぼす

昨日、知り合いからいただいた松茸をふんだんに使った松茸ごはんを炊いたから、と母親からおすそ分けしてもらい、想像以上に松茸がたっぷり入った豪華なごはんを堪能した。

松茸とはご縁がないと思っていただけに、思いがけない秋の味覚に写真を撮る間もなく、夫とハフハフたいらげた。
とんでもなく香りが濃厚で、美味しかった。

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そういえば、これまた親からのおすそ分けしてもらった大分のかぼすが、まだ何個かあったのを思い出した。

食べ合わせと旬ってのは不思議なもので、秋が旬のキノコやサンマを香ばしく焼いたものには、同じく旬を迎えるかぼすやすだちが抜群に合う。

なくても十分美味しいけれど、このひと搾りがあるかないかは大きく違う。

肌寒くなってきた頃に恋しくなる鍋物にも、柑橘は相性がいい。

ところが今年はかぼすが不作だったらしく、数が少ないのだとか。
確かに、例年より心なしか小ぶりな気もする。

でも、搾ると広がる爽やかでみずみずしい香りは変わりない。

いつもは贅沢にお料理に振りかけて味わっていたけれど、今年は「かぼす酢」をつくってみることにした。

瀬戸内のレモンを使ったレモン酢が美味しかったので、かぼすでも出来ないかと調べてみたら出来るみたいなので、3つほど使って作ってみた。

青々したものも、完熟してからも美味しいかぼす

作り方なんてほどのことはなくて、スライスして種を取り除いたかぼすと氷砂糖と交互に瓶に入れたら、最後にりんご酢を注いで終わり。

あとは様子をみながらだけど、約1週間ほどしたら飲めるようになるっぽい。(レシピによって時間はいろいろだった)

レモン酢は炭酸で割るのが美味しかったから、かぼす酢も炭酸で飲んでみたい。
あとは、お酒にちょっと入れてみてもいいかな。どうかな。

ちなみに麦焼酎のソーダ割にかぼすを入れるのはめちゃくちゃ美味しい。

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ありがたいおすそ分けの数々に感謝して、年々短くなっているような秋を存分に味わいたい。

かぼす酢の出来上がりを楽しみにしながら、旬の味覚を楽しみつつ、ぼちぼち冬支度も始めなきゃなあ。

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