見出し画像

🌱家族会議「ゲームが悪いは本当か?」

昨年末、子供とゲームの関係について
発信する機会が偶然重なりました。

X スペースのテーマも「不登校とゲーム」
note でもちょうど子供がゲームに没入することについて
執筆していました。

いずれの場合も、
私の中では記事にも書いた通り
以下のように思っています。

「ゲーム」が悪いわけではない。
子供は辛い経験から逃げ込んでいるのかもしれないから
その世界を取り上げない方が良い。
「ゲーム」にどっぷり浸かる時期があってもいいじゃない。
ただし使い方については、お子さんの年齢や状態によって
親は少し注意はしておいた方がいい。

「🌱子供がゲームに没入する問題」より引用


「ゲーム」はなぜ悪く思われてしまうのか


なんとこのことについて
各発信後に我が家で話し合う時間を持てたのです!
私が意図せず話した内容から
家族みんなが一緒に考えてくれました。

スペース、note で発信したことを家族に伝え
「やはり困っている親御さんが多くてさ?」
と、何気なく話してみたのです。
(実際に聞いたり読んだりしていませんが
簡単に上記内容は伝えています)

私が不登校について発信していることは
これまでに家族にも伝えています。
ただその内容について具体的に話すなんてことは
ほとんどありませんでした。

が、私自身がゲームをあまり知らないので
この時はゲーマー達の意見を聞きたくなったのです。
少しドキドキしながらでした😊

現ゲーマー(子供達)、旧ゲーマー(その父)、
親と子がそろい踏みです。

そしてなにより
旧ゲーマーである旦那さんが
「なるほど」という意見を出してくれて
私としても参考になりました。

以下再現です👇

カオラ一家の家族会議の一場面だよ(笑)


長男:
まぁ確かに、ゲームやりたいから
学校行きたくないなぁという気持ちに
なることはあるよ。

次男:
わかる~。だから僕は学校行ってた頃は、
朝早く起きてゲームしてから行ってた。

旦那:
あ~次男、やってたね。
まぁそれはいいことなんじゃない?

私:
登校班にも Xmas の朝は5時に起きて
2時間以上みっちりゲームした後、
まだやりたい~って
半泣きで登校してきた子もいたね(笑)

長男:
でもだからってさ、
初日はそりゃあるかもしれんけど(笑)
その後もずっとゲームがしたいから休む!
ってことはないよな。

次男:
うん。ゲームは好きだけど、それはない。
(嫌なことを)何も考えなくていいから
やってるだけ。

長男:
そうやねぇ。

私:
なのになんでゲームがやたら悪いって言われるんだろ?

長男:
そりゃ夜遅くまでやろうとしてたら
それは気になるんやろね…

旦那:
俺らが子供の頃「ゼルダの伝説」とかの発売日
子供が学校サボって買いに行くのが問題になったんよ。
保護者はそれで “ゲームは悪” と思ってしまって
そう言い続けられた俺らの世代も
自分もゲームするけど、そう刷り込まれているのかも。

長男、次男、私:
なるほどねぇ~~~


親世代がそもそも刷り込まれている


…これね、私としてはすごく学びだったのです。
私自身はほんとにゲームに興味なく生きていたから
そんな問題が世間で起きていたことすら知らず。
保護者が怒り心頭になっていたわけですね。
そうなると、学校もそれを受けて
「ゲームはできるだけやらないように」
という雰囲気に持っていくよね、と🤔

このあたりのことを
旧ゲーマー当事者は肌で感じていたんですね。

◇◇◇

長男が不登校になった初期、
我が家も「ゲームは悪」と捉え
ゲームを取り上げたり、怒ったりしていました。

私はなぜ怒っていたのかというと、わからないから
自分の知らない世界にどっぷり浸かろうとしている
子供を止めたかったからです。

そして当時の旦那さんも
ゲームが好きであるにも関わらず
何かのせいにするしか理解できない。
そうだ、ゲームが悪いんだ!
…というような思考になっていたのかもしれません。

◇◇◇


今現在の我が家は、私以外が雑学王みたいで
その雑学の多くは、ゲーム、漫画、本から得られたもの。
私はそのあたりをすっ飛ばして大人になっているので💦
知識にもんのすごい偏りがあります。

このことを通してみても
一概に「ゲームは悪」では決してないし
むしろ効果があるんじゃないかな?とさえ
今は思っています。

もちろん、ゲームのやり過ぎで
体調を崩してしまったり、運動を全くしなくなったり、
外にも出ない、家族とも話さない…
みたいになるのは避けたいですよね。

ですので、ある程度早い段階、
もしくは子供さんとじっくり話せるタイミングで
ルールを合意はして、健康的にできるように
持っていけたらと願っています!

実は我が家的に大きな出来事でした


なお今回の家族会議。
我が家にとってほんの数年前では考えられないことでした。

子供が不登校になり、親も悩み苦しみ
時には大きな亀裂や溝が入ることもあります。
しかし、そのときそのときを必死に生きて
時が経てば徐々に、親も子も変化できるんですね…✨

ゲームについて家族で一緒に話ができるようになるなんて
短時間でもまるで夢のような時間。
私自身もすごく驚いたし、嬉しい出来事でした😊


必要な方に届きますように✨


**************************

こちらのシリーズはマガジンに収載しています。

**************************

サイトマップはこちら👇

**************************

XやInstagrなどでも発信しています。
その他の SNS へはこちらから👉 X(Twitter)Instagram Threads

**************************

リアルの活動として : NPO法人こずえのつぼみ
#こずえのつぼみ では
『不登校』『発達凸凹』『きょうだいさん(※)』
おはなし会を開催しております🍀

いいなと思ったら応援しよう!

カオラ@親も子も自分を生きよう
もしお気に召しましたらサポートいただけますと、とても喜びます✨いただいたサポートは自己研鑽のために活用致します!