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自律神経研究の第一人者が考案!『スポーツのパフォーマンスを最強にする超肺活』の「はじめに」を先行公開! 6月21日発売‼

自律神経研究の第一人者が考案した、医学的根拠に基づく肺強化トレーニング『スポーツのパフォーマンスを最強にする超肺活』が6月21日に発売します!

呼吸筋をゆるめると集中力が高まり、身体能力も上がります!
深い呼吸が自律神経を整え、運動能力を上げるといわれています。

従来のトレーニング法と比較にならないほどスポーツパフォーマンスがアップ!
すべてのスポーツに対応した、医学的根拠に基づく肺活トレーニング本。
手軽で劇的に効果が感じられます‼

本日は刊行前に本書より「まえがき」を先行公開いたします。ぜひ~!

『スポーツのパフォーマンスを最強にする超肺活』

『スポーツのパフォーマンスを最強にする超肺活』
ページ数 144
判型 4-6
定価  1,650円(税込)
ISBN: 9784862556479
出版社 カンゼン
発売日 2022年6月21日

【はじめに】

みなさんは「肺活」ということばをご存じでしょうか。これは、2018年ごろに、私が本書の監修者である末すえ武たけ信のぶ宏ひろ先生とともに考案した造語です。

もともとは何かの目的のために活動をすることを「●活」と略して呼ぶようになったことから、最近では、こうしたことばが続々と誕生しています。

「●活」の端緒となったのが、就職先を決めるための「就職活動」、略して「就活」でした。その後、結婚相手を見つけるための「婚活」、子宝を授さずかるための「妊活」、生まれた子供を保育園に入れるための「保活」、そして人生の最期を迎えるための準備をする「終活」と、数多くの「●活」が巷にあふれるようになりました。

こうして見ると、さまざまな「●活」が、あたかも人生の縮図を表しているようにも感じられます。

健康の分野にフォーカスすると、昭和の時代に、脳の活性化を図はかるための「脳活」が話題になりました。時代が昭和から平成に変わると、腸内細菌叢そうを整えて免疫力(体内に病原体が侵入しても発病を抑える力)を高めるための「腸活」が脚光を浴びるようになりました。そして、令和の時代を迎え、これまでにないほどの注目を浴びているのが、この「肺活」なのです。

肺活とは、文字どおり、肺の活動を促すことを意味します。詳細は本文でふれますが、肺活を実践することで、脳活も腸活も同時に行うことができます。しかも、その効果は健康面だけにとどまりません。私たちを含め、複数の医療機関における最新の研究により、肺活によってスポーツパフォーマンスの向上することが判明したのです。

競技のジャンルは問いません。そのことは、野球、サッカー、陸上競技、ゴルフ、競泳、総合格闘技、サーフィン、スキー、スピードスケート、スノーボードなど、さまざまな競技の選手たちが身を持って証明しています。

スポーツパフォーマンスと肺との関連といわれて、多くのかたがたの頭に真っ先に浮かぶのが「肺活量」ということばではないでしょうか。

肺活量とは、息を最大限に吸い込んだあとに肺から吐き出すことのできる空気量を指します。肺活量は肺の大きさの目安になり、日常での運動量の少ない人は、肺活量が低い傾向にあります。逆にいえば、肺活量の多い人は日常での運動量が多く、その分、スポーツパフォーマンスも高いといえるわけです。

いうまでもなく、肺活を実践することによって、肺活量は飛躍的に向上します。ただし、肺活の真のすごさは、そこだけにとどまりません。肺活によって、私たちが長年研究している、体内の“ある器官”の機能が高まり、その結果として、スポーツパフォーマンスが驚くほどアップするのです。

本書は、その“ある器官”とスポーツパフォーマンスの関連性について言及した、本邦初の書籍です。

今回紹介する肺活トレーニングを実践していただければ、日本に特有の「根性トレーニング」と決別することができるかもしれません。そして、誰もがトレーニングをすることが楽しくてしようがなくなるでしょう。

トップアスリートだけでなく、学校の部活に励む若者や、趣味としてスポーツを楽しむ中高年、そして、次代をになう子供たちと、その保護者や指導者のみなさんのトレーニングに対する感覚を、肺活によって180度変えることができれば、著者としてこれ以上の喜びはありません。

2022年6月 小林弘幸

【もくじ】

【中ページサンプル】

■Chapter1/肺を鍛えれば体は生まれ変わる
■Chapter2/肺活でスポーツパフォーマンスが向上する理由
■Chapter3/いつでもどこでも誰でもできる肺活トレーニングを大公開

【著者プロフィール】

小林弘幸(こばやし・ひろゆき)

1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務をへて、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上のための指導にかかわる。また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリストでもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、さまざまな形で健康な心と体のつくり方を提案している。主な著書に『最高の体調を引き出す超肺活』(アスコム)、『全身の細胞が目覚めるセル・エクササイズ』(ポプラ社)、『医師が考案 小林式自律神経ストレッチ』(学研プラス)など多数。順天堂大学医学部教授、日本体育協会公認スポーツドクター。

【監修者プロフィール】

末武信宏(すえたけ・のぶひろ)

1962年、岐阜県生まれ。岐阜大学医学部卒業。日本美容外科学会認定専門医としてアンチエイジング診療を行うかたわら、順天堂大学医学部非常勤講師としてスポーツ医学の研究を行っている。また、オリンピック日本代表選手、プロ野球主力選手、ツアープロゴルファー、格闘家、トップアイドルなどのトレーニングやコンディショニング指導など、多方面で活躍中。さかえクリニック院長、医学博士(順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了)、トップアスリート株式会社代表取締役、第88回日本美容外科学会会長、社団法人先端医科学ウエルネスアカデミー副代表理事。

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