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狩野ミチ
2024年8月8日 19:30
「醍醐味」という言葉がある。 至上の美味さを意味する言葉であり、そこから転じて物事の中でも特に味わい深い部分を指す言葉であるが、その由来はその名もずばり醍醐と言うかつて存在していた乳製品を指す。 これと似たような例として、岩手県の一部の方言では「非常に美味しい味」という意味で「くるみ味」や「くるみの味」という表現を用いる。 そんな岩手県では数々のクルミを使った郷土料理が存在するが、その中で
2024年6月12日 19:30
以前の紹介した、青森県五戸町にあるごのへ郷土館の記事の中で、五戸町ではかつて紫根が特産品だったという話に触れた。 最近知ったのだが、どうやら五戸町の隣の十和田市で栽培された紫根が、道の駅などでは販売されているようだ。 先日道の駅とわだぴあにてこの紫根を購入したので、これで実際に染め物をしてみた。 紫根とはその名もずばりムラサキという植物の根茎であり、これを乾燥させたものはかつて染料と