シェア
狩野ミチ
2024年8月29日 19:30
一般的にヤマモモというと、漢字で楊梅と書かれることが多い鮮やかな赤い果実をつける植物を指すと思う。 しかし青森県の三八地方 (※)ではお盆明けの短い時期に、同じく「ヤマモモ」の名で呼ばれる謎の果実が売られていることがある。※ 八戸市を中心に、階上町や五戸町などの青森県南東部の地域 今回この「ヤマモモ」を購入したのは、青森県八戸市で行われている館鼻岸壁朝市だ。 館鼻岸壁朝市は毎週日
2024年8月15日 19:30
※今回紹介する場所は現在十分に整備されている場所とは言い難い状態です。経緯と現状を紹介したいと強く思った為に記事にしていますが、当記事は来訪をおすすめするものではありません 北東北、特に青森県内には「賽の河原」の名を関する地名が数多くある。 青森県内だけでも以前資料館を紹介した八甲田山行軍遭難事故の現場や、イタコで有名な五所川原市にある賽の河原地蔵尊、恐山の中にも賽の河原の名を冠する場所があ
2024年8月11日 12:44
気づけば昨年の8月末に始めたnoteももうすぐ一年。投稿した記事も100本を超えて久しい。節目ということで過去に紹介した博物館や資料館、観光スポットなどの記事をまとめてみた。 どれも自分の趣味で行くような場所なので偏りが激しいものの、観光の参考などにご活用いただければ幸いである。 なおオススメ度、アクセスについては以下の基準で、独断と偏見に基づいて評価している。オススメ度 ★⭐︎⭐︎⭐
2024年8月1日 19:30
日本全国には、伝統野菜として古くから栽培されてきた野菜が数々ある。 各地域毎で長年に渡り品種改良が行われてきた作物たちはそれぞれ独自の性質を有している。その多様性は時に今現在広く栽培されている主力品種のベースとなり、日々様々な品種が作られては我々の食卓に登っている。 例えば現在寒冷地で広く栽培されているニンニクの品種である福地ホワイト六片は、かつて青森県に存在した福地村 (現在は南郷村に編