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戦争と平和、歴史観

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戦争と平和、歴史についての思索のまとめです。
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記事一覧

天皇制は廃止すべきだ。

天皇制は廃止すべきだ。

人は生まれながらに法の下に平等でなければならない。この当たり前の大原則に反するのが天皇制だ。

原理原則の問題だけではない。先の大戦を振り返ってみよう。天皇陛下万歳と言いながら沢山の将兵が死んだのだ。裕仁天皇がまともな神経の持主なら、責任を取って最低限退位すべきだったし、当時の価値観に照らせば自決するのが筋だった。天皇制はこの時点で廃止されるべきだったのだ。

ところが、天皇は真っ先にマッカーサー

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沖縄と市民的不服従

沖縄と市民的不服従

沖縄の人々が基地建設を「体で止めざるを得ない」のは、基地問題では民主主義が機能しておらず、差別と不公正が一方的に押し付けられているからだ。選挙で示された沖縄の民意が全く政治に反映されないなら、「体で止める」(市民的不服従)しかない。そう考えるのは自然だし、極めて正当なことである。

初出2016年10月26日Twitter

非武装中立論者からの回答

非武装中立論者からの回答

1 専守防衛論者からの提起

A先生はじめまして。 神奈川支部の団員で神原と申します。平素は主にヘイトスピーチの問題に取り組んでおります。

A先生の論考を読ませて頂きました。 A先生の、第一線の現場での奮闘に、心から敬意を表します。そして、護憲運動のリーダーとしてのご苦労、ご心労にも心から感謝致します。

私は、先生の論考は護憲運動の第一線で闘う先生が、国民世論など諸般の状況に照らして、某団体等

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なぜ私は、共著「9条の挑戦~非軍事中立戦略のリアリズム」を出版したか

なぜ私は、共著「9条の挑戦~非軍事中立戦略のリアリズム」を出版したか

「今や『護憲派』もその大半が『専守防衛』の範囲内なら自衛隊や日米安保を容認しているようで、かつて護憲派の少なからぬ部分が非武装中立論を唱えていた時代があったことすら忘れ去られようとしている。本書はそのような風潮に『待った』をかけ、一般に『現実的」だと思われている軍隊による自衛戦略の『非現実性』を突き、一般に「非現実的」だと思われている非軍事中立戦略の『現実性』を正面から主張した稀有な書物である。」

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「良心のトランペット」

「良心のトランペット」

「われわれは、経験から得られた知恵の教えるところにしたがって、戦争はもう時代遅れなものであることを認めなければならないのです。戦争が、悪の蔓延と増強をくい止めるための消極的善としての役割を演じた時代があったかもしれません」

「が、いまでは、近代兵器のすさまじい破壊力の出現によって、戦争がもはや消極的善として役立つかも知れないという可能性はまったく摘み取られてしまったのです。」

「ですから、人類

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日本はどこから間違ったのか。

日本はどこから間違ったのか。

1 昭和のファシズムと明治維新

満州事変以降の昭和ファシズムを支持する論者はリベラル派にはいないと思うが、ならば、「日本はどこから間違ったのか」との問いを立てると、意外に意見は分かれるだろう。

曰く「満州事変以降の軍部の独走こそ問題であって、それ以前の日本は立憲主義の定着した民主主義国家だった」「明治維新の頃の日本はもっと輝いていた」という意見があり、その種の歴史観は割合流通しているようだ。

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護憲と沖縄、そして朝鮮

護憲と沖縄、そして朝鮮

1 9条と沖縄

私は護憲派であり、憲法9条の熱狂的な支持者ですが、その成立過程にはなんの幻想も抱いていません。9条は、天皇制維持のための、マッカーサーと日本支配層との取引の産物だったと思っています。沖縄を要塞化すれば本土は守れるという、マッカーサーの軍人としての勘もあったのでしょう。結果として沖縄は再び捨て石にされたのです。

朝鮮戦争以降、米国は日本に再軍備を求めました。本土の各地では、反基地

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日本人のリトマス試験紙

日本人のリトマス試験紙

民族差別と女性差別と歴史修正主義が交わるところに従軍慰安婦問題がある。

俺はいつも言うのだが、従軍慰安婦問題こそ日本人のリトマス試験紙だ。この問題で正しい立場が取れない者を俺は絶対に信用しない。

初出2019年5月6日Twitter

愛国心、戦争、そして進歩

愛国心、戦争、そして進歩

お前の愛国心はどこに向かうのか

国旗毀損罪がどうのと、また愛国心の押し付けが始まっている。

しかし、考えてみて欲しい。愛国心云々を言うなら、祖国の領土を軍靴で踏み荒らし、美しい海を埋め立ててる連中(米軍)を追い出すのが先ではないのか。主権を奪われた国で愛国心もなにもあるものか?

戦争?それは現実的なのか

中国の脅威?それは本当なのか?

仮にそうだとしよう。だとしても在日米軍は米国を守るた

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条約と憲法、そして安保条約

条約と憲法、そして安保条約

条約と憲法の関係について憲法学の通説は「憲法優位説」です。

そもそも条約は国家間の合意の束であり、立憲主義の建前からして各国政府は憲法の枠内でしか他国と合意を結べませんから、憲法に違反する条約は無効でなければなりません。また、憲法改正には国民投票を必要とするところ、条約は国会の承認で足りますから、「条約優位説」によれば国会の承認だけで違憲の条約が効力を持ち、実質的に憲法が改定されてしまうことにな

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