うつ闘病日記6/25〜6/26 〜メタ認知と病院と離人症と〜
6/25(月)
この日は忙しかったです。
先日、新しい業務レクチャーがあったのですが、そのレクチャーの速度が速い。
メモを取る暇もなく、全く知らないシステムとシステム仕様の手順、ファイル作成を動画の1.5倍速の速度で教えられました。
当然覚えられるわけもなく、また私のシステム権限付与がまだだったということで、しない筈だったのが権限付与以外の部分はすべてすることになっていたらしく、していなかったことへの注意を受け、思わずイラッときてしまいました。
そもそもあんな杜撰な教え方でわかるわけがない!
いつも説明が杜撰だ。
自分の業務範囲も明確に説明もなく、いきなり「やれ」と言われても困る!
そう思いましたが、堪えました。
その訳は下記の通りです。
メタ認知
簡単に言うと客観的に自分を捉える認知力。
これが私はASDの特性上、弱いと感じています。
そのため(いじめや肉親の虐待の後遺症もありますが)被害妄想を持ちやすく、溜め込みやすく、怒りのコントロールが苦手です。
そしてそもそも、人はすれ違うもの。
説明する人も業務自体はベテランだったのですが、教えること自体は初心者。
ならばそもそも触ったことにないシステムを使った時の不明点など忘れ去ってしまっているでしょう。
自分の当たり前は相手の当たり前じゃない。
これを私も相手も恐らく忘れています。
私は私で「メモも取れない速度で話すものか!」と思い込みをしているし、相手も専用システムを使ったことのない人への配慮を忘れている。
結局、どっちも悪いし悪くないのです。
必要なのは互いの情報開示と擦り合わせ、対話。
このように自分をクールダウンさせて、この日は疲労困憊と共に倒れ込むように眠りにつきました。
6/26(火)
今日は腎臓内科へ所用がありました。
いくつかの記事でも触れましたが、私は身体的にもいくつか病気があります。
いまのところ病気ではありませんが、定期的な検査をすることが望ましいものもあります。
その一つが腎臓内科。
結果は良好。
とは言え、完全な正常値ではないので、今後も3ヶ月に一度ほどは検査して経過観察とのこと。
去年は夏季と冬季うつにすっかりやられてしまい、有給・傷病休暇ともに使い果たし、検査に行きたくても行けない状況だったので、今回は久々に検査ができ、無事に検査値も安定していて本当に良かったです。
その後、出社。
例のレクチャー役の人が少し笑顔がなく怖く感じるのを気の所為だと言い聞かせ、仕事に励みました。
しかし、思い返してみればそもそもその人は笑顔のあまりない人なので、気にする必要もないのかもしれません。
しかし出社後しばらくしてからは、なぜか離人症に悩まされました。
原因は未だに分かりません。
PMSかもしれないし、疲れが取れていないのかもしれないし、自分の知らないところでトラウマのトリガーを目にしたり耳にしたりしたのかもしれない。
こういう時は突き詰めても答えが出ないので、考えを振り切ってやるべきことだけを淡々としていくことにします。
最後までお詠みいただき、ありがとうございました。
同じ様な状況や心境の方がいらしたら、必ず道は拓けることが希望への確信へ変わりますように。
そうでない方には良いことがありますように。