「自分を休ませる練習」最近疲れていませんか?心と身体のメンテナンスのすすめ
コロナ禍や日々の介護で、心と身体が疲れていませんか?
いつも時間に追われている気がして焦ってしまう。
「もっと頑張らなくちゃ!」と肩に力が入ってしまう。
休日なのに仕事のことが頭から離れずに心から楽しめていない。
悩みやストレスから解放されて毎日笑顔で過ごせたら、きっと幸せですよね。
一人ひとり、生活環境や性格が異なっていて当たり前。
介護を行う上では、相手を知ることと同じように「自分を知ること」も必要になります。
自分を知り上手にコントロールしながら、心と身体のメンテナンスを図っていきましょう。
矢作直樹著「自分を休ませる練習」からコロナ禍により鬱やストレスを抱える人が増加、頑張り過ぎずに「今」を大切に生きるヒントをお伝えできればと思います。
ストレスサインに気づく
これまで楽しめていたことが楽しめなくなった。
やりたいことはたくさんあるのに何をしていいのか分からない。
体調が思わしくない日が増えてきた、など心と身体から発信されているHELP!をしっかり受信していますか?
心と身体からのHELPサイン=ストレスです。
ストレスと聞くとマイナスイメージを抱きがちですが、適度なストレスは仕事や家事の効率を上げる効果があるので、満足感や充足感を得ることもあります。
しかし、小さなストレスが蓄積されていくと睡眠障害やトラブルなど負の連鎖を引き起こす要因にもなりかねません。
介護をする上では「感情に流されずに物事を客観的にとらえること」が大切です。
慌ただしく過ぎていく日々、たまには立ち止まって自分を客観視してみましょう。
気にしないでいいことはスルーする
仕事の人間関係や介護・子育てなど、どの場面においても100%思い通りにいくことなんてありません。
「三者三様」「十人十色」という言葉があるように、家族であっても一人ひとりの性格や好みは異なっています。
一歩引いたところから「私は私」「人は人」と客観的に見ることがポイントです。
相手に近づきすぎると相手の好きな面がたくさん見えますが、同じように嫌な面もたくさん見えてきます。
たとえ家族であっても「一人の人間」として適度な距離感を心がけて接していきましょう。
ストレスや悩みを誰かに相談してみる
家族の介護や育児など、休みたくても休めない状況も多いことでしょう。
「休みたい!」と言えたら心が楽になるのに、実際はなかなか声に出して言えないですよね。
家族の介護を一人でやっている人ならば、誰かに相談することでこれまで知らなかった介護サービスを知るきっかけにもなります。
きっかけが見つかることで「家族と自分の思い」が明確になるので、次のステップが見えてきます。
戸惑いや不安を自分ひとりで抱えていると、そのうちに心と身体がパンクしてしまいます。
そうならないためにも、悩んだら誰かに相談しましょう。
友人に話を聞いてもらうのもいいのですが、できれば専門家に相談するのがおすすめです。
介護の悩みや不安があるのならば、介護のプロフェッショナルに相談しましょう。
ストレス解消法を見つける
好きなことを休日に思いっきり楽しむだけではなく、普段の生活の中で気軽にできることを見つけるのもおすすめです。
ちょっとした時間を上手に活用して、ストレッチ・音楽・食事など心が満たされる方法を取り入れるのもいいですし、資格取得など新しいことを始めてみるのもおすすめです。
自己肯定力を高める
同じものでも「素敵」と感じるかどうかは、置かれている状況によって異なります。
自分が一生懸命やっているのに認めてもらえないと感じるのは、自分の理想像と他人の評価が異なっているせいかもしれません。
介護をする上で「信頼」「共感」「傾聴」など相手の思いに寄り添うことが求められるように、自分の心の声に耳を傾けて小さな自信を積み上げていくことも大切です。
自分を低評価してしまうのは、目標としている到達点が高すぎるのが原因なのかもしれません。
自分が置かれている状況の中で、目の前にある小さな幸せを感じながら自分を評価してあげましょう。
さいごに
一度きりの人生、自分らしく生きていきたいという思いはみんな同じです。
また、希望通りじゃない選択をしたのに、新たな出会いや気づきで人生が好転することがあるのも人生の醍醐味なのかもしれません。
ひとりの人として自分を認めることで、相手のことをより理解できるようになるのかもしれません。
「介護で不安を抱えているけど、誰に相談したらいいのか分からない」
「介護の仕事に興味があるけど、自分に出来るのかどうか分からない」
そのようなお悩みを抱えているのであれば、ぜひ一度東住吉介護センターに相談してみませんか?
もしかしたら、あなたや周りを笑顔にするヒントが見つかるかもしれません。