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2020年11月の記事一覧

壮大になるのは、スカッとするから。

私はよく地球規模で話を考えがちだ。 大概壮大な話になる。 何故だろうと考えた時に、現実の…

果報者
4年前
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時を越えた椿。

京都にある龍安寺には、日本最古とも言われる侘助椿があるという。 その椿を豊臣秀吉が褒めた…

果報者
4年前
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普通の事だから。【ほぼ実話短編・7308文字】

「こんなの普通だよ」 普通の事。なんて曖昧で、なんて暴力的な言葉だろう。受け取る僕の側の…

果報者
4年前
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熱気球の思い出。【400字掌編】

日本広しと言えど、気球を飛ばす事ができる「フライトエリア」は実は少ない。航空局に連絡をし…

果報者
4年前
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「スケッチトラベル 日本語版」

世界中を旅したスケッチブックがある事をご存知だろうか。 絵描きの方の手から手へ。 1枚の…

果報者
4年前
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2日のズレと睦ぶ。

「ごめんなさいね。東京では今日発売なんだけど、うちに入るのは2日後なのよ」 20年前、楽し…

果報者
4年前
15

カーテンを買いに。【398字掌編】

テレワークの普及に伴い、都会の喧騒を離れて、長野県の下伊那郡高森町、妻の実家の近くに引っ越しをする事にした。義実家との関係性は悪くない。話し合いを重ねて、そう決まった。まだ小さな息子を見て貰える点でも、妻の安心感からも、引っ越しをして良かったと思う。 今日は新しいカーテンを買いに行こうと、秋に染まる道に車を走らせている。ネット注文もいいと思うが、私はカーテンは実物を見て買いたい。 「何色がいい?」 妻が息子にそう聞いた時だった。 「あれがいい」 息子が指差す何かを見

逆さ紅葉はないけれど。

岐阜県土岐市にある曽木公園の池に映る「逆さ紅葉」が素晴らしかった、なんて話を聞いてから「…

果報者
4年前
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トイレの子。

大作映画のタイトルではない。 これは近所の郵便局に勤める方々が、当時小学生だった私を呼ぶ…

果報者
4年前
20

千年の色。【ショートショート】

ある時、世界中の色をすべて混ぜた果てが見たいと願った人がいた。 みんな馬鹿だと罵った。 …

果報者
4年前
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笑わない父が笑った日。

私の父は笑わない。 まぁ~笑わない。 テレビを見るのが好きで、旅番組を好む。寅さんが好き…

果報者
4年前
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人知れずあるトイレの中の、人知れず存在する敬意。

「厳かさ」とは何だろうかと考えた時に、私はその対象に対しての敬意であると結論付けた。神社…

果報者
4年前
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言葉で旅をする。

カエルと旗は似ても似つかないのに、 frogとflagは発音が少し似ている。 一里塚とキロポスト…

果報者
4年前
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知れば知るほど、已己巳己じゃないから。

感情の1番奥底にはドロドロしたものがある、みたいな認識をやめたい。明るさの奥には暗さがあって、そこで終わりみたいな認識をやめたい。 やめよう。 やめた。 ドロドロの更に奥にはまた明るさがあったっていいじゃんか。 遠目から見ると、だいたいが已己巳己になる。 括りの問題だ 興味の問題だ。 興味の無い人は「鳥」の認識が、 段々「カモメ」になって、「ワシカモメ」「セグロカモメ」「シロカモメ」になって、「オオセグロカモメのオス」になったり、「カモメ」って神奈川県の県鳥だ