果報者

起きて働く果報者、ということわざが好きです。そんな僕は現在無職です。31歳です。 8年間書店員をしていました。物語が大好きです。

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起きて働く果報者、ということわざが好きです。そんな僕は現在無職です。31歳です。 8年間書店員をしていました。物語が大好きです。

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    拝啓 私を救ってくださったあなたへ。 生き甲斐や大好きなものたちへ。

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    私の作品集です。見ていただけると、とても嬉しいです。

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    楽しそうなので仲間に入れてください!!! その栄誉を、私にください!!!

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    好き放題撮った写真のまとめです。

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    「思い通りにはならないし、思いがけないことが起こる。」大好きな言葉です。尊敬するイシデ電先生の漫画、月光橋はつこい銀座の1話より。

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旅立ち前のシネマウマ。【ショートショート】

シネマウマは自分の見た景色を身体に映し出す事ができた。 定期的に行われる池での上映会は、池に住む生物達には大変好評だったが、シネマウマは自分が見た景色を白黒でしか表現できない事が不満だった。 池に住む友達のカメは言う。 「すごいや!世界には僕の知らない綺麗なものがたくさんあるんだね。」 シネマウマは言った。 「だけど色がついた景色はもっと素敵なんだ!」 友達のカメにはまだ言っていなかったが、シネマウマは旅に出る事を密かに決めていた。 遥か南の果てには、彩り草と呼

    • 無職である事をプロフに記載して、毎日投稿系のタグを封じて連続投稿すると何が起きるか。【完結】

      noteを始めて今日で100日が経った。 タイトルは勝手に1人で始めた企画だが、途中危ない時も凌ぎ切ってなんとか無事に100日間やるという目標まで辿り着けた。 何かが変わるかも知れないと思いながら始めたnote。 結果は、変わったよ。自分でも信じられないくらい変わった。 2020年、8月までは本当にキツかったけど、noteを始めて9月からは凄く楽しくなった。 9月より前の話は、自分で決めたのだが、まぁ色々な事情が重なって家から自由に出れない期間がしばらくあった。コン

      • 伝えようとしてくれたから。

        • スーパーサンタさん。

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        旅立ち前のシネマウマ。【ショートショート】

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        記事

          コンビニデザート紀行。

          前回セブンイレブンの掌の上の踊り心地が最高だったので、ローソンとファミリーマートの掌の上でも踊らせて貰おうと思ってここ数日散歩がてらデザートコーナーを見てきた。 あくまで私が感じた事だが、 ・セブンイレブン→商品名に一捻り加えて映える。 ・ローソン→怒涛のモチモチ推し。とにかく「もち」っとした表現のデザートが多い。かわいい雰囲気のパッケージで映える。 ・ファミリーマート→ギミックに一捻り加えて映える。 と、私が知らない間にコンビニデザートコーナーは映える戦国時代に突

          コンビニデザート紀行。

          影絵の自転車。

          影絵の自転車。

          帰る場所。

          帰る場所。

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          ガチャガチャ狂想曲。

          ガチャガチャ狂想曲。

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          セブンイレブンの掌の上での踊り心地が最高だった。

          今日ですね、コンビニに行ったんです。 セブンイレブン。 デザートコーナーにふら~っと吸い寄せられて、ぼんやり見てたんですが、だんだん商品名が脳に届いて、「え!?これ凄い!!」ってなりました。 「ハイチーズ」と「きみだけのプリン」。 商品名最高じゃん。 私はこれ見て、「使える!!」とほくそ笑みました。 noteの記事に使える!!写真に撮れる!!とシメシメと思いながらレジで会計をしたら、 こんな、洒落たやつ。名前がわからないけど。ズレ防止のやつをくれたのにも感動して

          セブンイレブンの掌の上での踊り心地が最高だった。

          壮大になるのは、スカッとするから。

          私はよく地球規模で話を考えがちだ。 大概壮大な話になる。 何故だろうと考えた時に、現実の閉塞感をぶっ飛ばしたいんだと結論が出た。 スカッとするのだ。 私の気散じ方法だ。 富士山に登った事は無いけれど、新幹線の車窓から、ただ想像する。 これは逃避だろうか。已己巳己かもしれないが、私は旅であると断言したい。 物語が大好きだ。 アイディアの萌芽はなによりも嬉しいし、生一本で完成まで書き切れた日は色節だ。実感はまた次への弥立つ力となる。この実感とはずっと睦ぶ関係でいた

          壮大になるのは、スカッとするから。

          時を越えた椿。

          京都にある龍安寺には、日本最古とも言われる侘助椿があるという。 その椿を豊臣秀吉が褒めた、なんて逸話もあるそうだ。 さて、時を越えた椿の話は実はウチにもある。 85歳の祖母が、うら若き少女だった頃。 戦時中の話だ。 当時ありとあらゆる物は不足した。 椿の種は、中身を割ると黄色い椿油が出てくる。 髪油すら不足した当時、祖母達はサラシでくるんだ椿油を頭に撫で付けて髪を洗った。少女の頃、催花雨のように、髪に撫で付けた。 椿の種は、遊び道具としても使えた。おはじきの代

          時を越えた椿。

          普通の事だから。【ほぼ実話短編・7308文字】

          「こんなの普通だよ」 普通の事。なんて曖昧で、なんて暴力的な言葉だろう。受け取る僕の側の問題だとはわかる。わかるが、それでもやってられない。 「あーあ」である。全くもって「あーあ」に尽きる。 ◎ 夜勤から帰って来たその足で、すぐに着替えと支度を済ませる。そのまま日の当たらない半地下の部屋を抜け出して、自転車置き場へ向かう。鍵を財布から取り出してガチャリと小気味いい音に少しだけ癒される。 7月の外の気温は今はちょうどいいが、時間が経つにつれてどんどん暑くなるだろう。太

          普通の事だから。【ほぼ実話短編・7308文字】

          熱気球の思い出。【400字掌編】

          日本広しと言えど、気球を飛ばす事ができる「フライトエリア」は実は少ない。航空局に連絡をして、フライトする近くの空港に飛行通報書を届け出て、田んぼ一枚分の障害物の無い場所が必要になる。 佐賀県に生まれた僕は幸運だった。 気球のイベントがたくさんあるのだ。 国際競技でもあるインターナショナルバルーンフェスタでは乗ることはできないが、別のイベントで一度乗せて貰った事がある。 その時に一番記憶に残っているのは、風景ではなかった。 気球が飛ぶ際に広がった風船のような球皮の部分

          熱気球の思い出。【400字掌編】

          「スケッチトラベル 日本語版」

          世界中を旅したスケッチブックがある事をご存知だろうか。 絵描きの方の手から手へ。 1枚の絵を描いて、次の人へ。 手渡しする事に拘ったそのバトンのリレーは、4年半の歳月をかけて120,044,019㎞の距離を旅した。 参加した総勢71名のアーティストは、全員が元々知り合いな訳ではなかった。このスケッチブックの「縁」によって新しい友人となったと、主催者の堤大介さんとジェラルド・ゲルレさんは語っている。 このロマンの塊は、最終的に2011年1月26日に堤大介さんの手から東

          「スケッチトラベル 日本語版」

          逆噴射小説大賞2020、一発も通らなかった悔しさと嬉しさ。

          一次&二次選考の結果が出ましたな!!! ボッコボコにされたーーー!!! まあ5発撃ったし一本くらい通るやろの鼻っ柱をへし折られたーーー!!! 悔しーーーい!!!!! めっっっっっっちゃ悔しーーーーい!!!!! 叫び出したいけど叫ぶわけにもいかんのでこうして感情を文章に叩き付けて発散している。 悔しいーーーー!!!!! 悔しいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!! ぐや゛じい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ーー

          逆噴射小説大賞2020、一発も通らなかった悔しさと嬉しさ。

          2日のズレと睦ぶ。

          「ごめんなさいね。東京では今日発売なんだけど、うちに入るのは2日後なのよ」 20年前、楽しみにしていた本の発売日に、本屋さんへ駆け込んだ時に言われた言葉だ。 そうなんだ。東京では今日読めるけど、西日本のうちの県の場合は、2日待たなくちゃいけないんだ。 誰も悪くない物流の壁である。 憤りを感じたりもしたが、ぶつける先など無い。そういうものだ、と認識するようになった。 あれから20年経った。 20年経ったが、未だにそれを言われる。電子書籍では同じ日に読めるようになった

          2日のズレと睦ぶ。