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魔道祖師考察『世説新語で読む 竹林の七賢』『人間三国志~竹林の七賢~』~嵆康を取り巻く面々~
大上正美著
「世説新語で読む 竹林の七賢」朝倉書店
林田慎之助
「人間三国志~竹林の七賢~」 集英社
魔道祖師をきっかけに中国人物伝や、竹林の七賢を紐解くうちに、動乱の時代に政治にも地位にも拘らず、己の信念を貫こうとして散った嵆康(223~262)にたどり着いた。
彼の生きざまが魔道祖師の主人公、魏無羨にリンクするという。
では、嵆康とはどんな人物だったのか?
また、彼を取り巻く面
金庸ワールド『雪山飛狐』『飛狐外伝』
徳間書店 金庸著
1956年。いまから67年も前に書かれたものであるのに、少しも古さを感じない。巧みな人心の駆け引きや脆さ、危うさ、保身に公ずる者、愛憎に道を誤る者、今も昔も人の心のあり方で、物事は紡がれてゆくのだと改めて思い知る。
金庸氏は「いつの時代であっても、その時の常識や規律よりも、人と人との心のやり取りが物語をつくるもの」と語っている。
金庸小説はまだまだ序の口しか読破できていな
魔道祖師考察~『|神鵰剣俠《しんちょうけんきょう》』にみるオマージュ~
魔道祖師にハマったのがキッカケで、中国ファンタジーを読み漁るうちに、武侠小説のレジェンド金庸氏の世界に足を踏み入れてしまった😆
中国人にとっては最もポピュラーで子供からシニアまで知らない人はいないくらい有名らしいが、この歳になるまで、存在すら知らなかった。
金庸ワールドにハマった人たちの【金学】なるものがあるらしい❤️
金庸作品を読む前に読む『きわめつき武侠小説指南』は必見である🎵
これを側