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外国人就労者が日本人と共に学ぶライセンスとスキル〜酪農業と畜産業など


はじめに

 日本の中で、特に北海道では、酪農業や畜産業で就労するたくさんの外国人就労者、技能実習生、特定技能外国人がいます。

 外国人畜産エンジニアが日本で取得可能なライセンスには、いくつかの重要なものがあります。

 これらのライセンスは、畜産エンジニアたちが日本の農業や畜産業での業務を効率的かつ安全に行うために必要です。

 今日は将来的に本人たちの未来を切り拓く必要となるスキルについて考えていきたいです。

1.取得可能なライセンス

①農業技能実習の技術系資格

 農業や畜産に関連する技術を習得するための技能実習資格があります。この資格には、さらに調査が必要になります。次回以降にみていきたいと思います。

②小型船舶操縦士免許


 農場が広範な水域に隣接している場合や、農業用ドローンの操作に関連して、1級または2級小型船舶操縦士免許が必要となる場合があります。

③特殊無線技士資格

 ドローンや無人航空機を操作するためには、無線通信の取り扱いが必要となる場合があり、この資格が役立ちます。

④フォークリフト運転技能講習修了証

 牧場内での物流や餌の運搬にフォークリフトを使用する場合、フォークリフト運転技能講習を修了していることが求められます。作業の安全性を求めて取得する外国人就労者たちが増えています。

⑤危険物取扱者資格

 農薬や燃料などの危険物を取り扱う場合には、危険物取扱者の資格が必要となることがあります。

2.将来的に必要なスキル

①デジタル農業技術

 IoTやデータ分析技術を活用して、作業の効率化や生産性向上を図るスキルが求められます。スマート農業技術の知識は、特に大規模な牧場では、必要で是非是非、挑戦してもらいたいものです。次回はもう少しつっこんで書いてみたいと思います。

②環境管理とサステナビリティ

 持続可能な農業の実践に向けた環境管理のスキルや、環境影響評価の知識は今後ますます重要になるでしょう。私も勉強を一緒にしたいところでもあります。

③語学力と異文化コミュニケーション

 日本語能力はもちろん、英語やその他の言語を話す能力があると、国際的なコミュニケーションが円滑になります。また、多文化理解のスキルも重要です。牧場にも様々な国籍の外国人就労者が働く時代になって来ています。

 牧場で働いていても日本人も一緒に英語にも取り組み時代がすぐそこに来ていると思います。

④機械の操作とメンテナンススキル

 トラクターやその他の農業機械の操作に関する知識とスキルが求められます。機械のメンテナンスや簡単な修理ができることは、特に地方の牧場では大きな強みです。

まとめ

 これらのライセンスやスキルを身につけることで、外国人エンジニアは日本の牧場での業務を効率的に遂行し、キャリアを積むことが可能になります。また、これらのスキルは、今後の農業技術の進展に対応するためにも重要です。

 私たちに求められてあるのが、一人ひとりのキャリアと能力にあったこの挑戦への手順、順番を提案してあげることだと思っています。

【次回に続きます】


2022年の今週です。コロナ禍入国制限緩和後の私たちです。



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