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甲斐よしひろさんビルボードツアー。
今年も無事終わりました。2015年から始まり2年目2016年から参加しておりますこのシリーズ、今年で10年目でした。ギター、フィドル、ウッドベースでアメリカントラッド、フォーク、ブルーグラス的な…という初期の感じから進化して、どんどん色んなカラーのものに挑戦しております。
今年のMCで「凄いことやってるのに、見合った反応が無い!」というお言葉がありましたが、そのあたりについて少々解説を。
件の
リズムの捉え方についての提言。
甲斐バンドの1977年リリース、『夕なぎ』のイントロのベースリフである。実際は最後の2音以外はオクターブ上かな? 初めて聞いた時に「オーディションかな?」と思ったぐらい、ベーシストとしての基礎能力が丸裸にされるフレーズだと思った。原典は最初から他の楽器も一緒に入ってくるが、私が演奏した回はドラムレスのアコースティック編成だったので、ベース単独で始まる。この4小節を聞けばもうそれだけで、ベーシストの
もっとみる・クラシックとそれ以外、専門外の人が演奏する場合 ・指揮者と私
超長文。私よりも専門的にクラシックをやってる人は星の数ほどいれど、私よりも専門的にポップス、ジャズ、をやってる人は星の数ほどいれど、私ほどどっちの気持ちもわかる人は少ないのでは?と思い前々から思ってた事をつらつら書いてみます。少々乱暴ですが、例外を示しながら断定を避けているとまどろっこしいので、敢えての断定で参ります。
「クラシックもそれ以外も出来ます」という人は稀です。大きな要因の一つは、拍の
コントラバスの五弦問題。
今をときめくアレンジャーの皆様、特に若い方々に申し上げたいことがあります。コントラバスの最低音はEです。Eより下が欲しい場合は事前にご連絡下さい。五弦のコントラバスというのがありますので、最低音はHになります。「じゃあ最初から五弦持って来いよ」と思われるかもしれませんが、五弦はデフォルトではなくオプショナルなものなのです。一番の理由は、我々が持ってる中で、全力でおすすめできる楽器は四弦だからです。
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