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#slowlight
【写真】昨日、探した光について。
#slowlight
昨日のこと。
足を伸ばして、お隣の町のスーパーへ。すると、先日の……
の、あのときの、メッシュみたいなのがついた帽子をかぶられた、カルマのご婦人が。
カルマって、なんでしたっけ。親友だと思っていたシャアに裏切られて、ホワイトベースに特攻することになって戦死した……(←それはガルマ)。まあいいや。長くなるから。
暑いのに、この日も正装。全身黒。喪服コーデ。
と言
【写真】これから晴れるって、いつも思う。
#slowlight
その様子に、気配に気づく。
電線に、向かいの棟の屋根に、いる。鳥たちが。つばめさんたち。俺はタイガースファンだぞこの野郎、なんて、ふと思うけれど、そんなことは言わない。きっと、僕の言うことなんて聞いていない。
昼間、室内で作業をしていると、窓に向かって飛んできて、急旋回して空に戻るつばめさんたち。わかっておるぞ。お主ら、ここに巣を作ろうと思っておるんじゃろう。
鳩や
【写真】it is tide? come on slowlight.
#slowlight
先日。
行きつけのスーパーで(って、主婦さんみたいなこと言ってますけど)。
全身、黒。むしろ、喪服のようなご婦人が出入り口に。ご丁寧に、あれ、なんて言うのかな、メッシュみたいなのがくっついてる帽子のような。アーミッシュ的というのか、皇后陛下の正装的なあれ。
ちなみに、僕は、天皇制の支持者です。全然、詳しくないけれど。
で、ですね、その喪服的な、あるいは皇后陛下的な
「声明」
言い訳重ねて強い言葉を嘯いた、
風の鳴るころ、俺たちうまくやれるだろうか、
鳥たち、答えてなんてはくれず、
見上げているのに吐く息落ちて、
くだらないと吐き捨てるくせ、
夜明けに明星探してた、
【写真】小さな光たちと、新しい夏のはじまり。
#slowlight
さて。
note内外からご好評いただきまして、「おとなりさんseason2」がスタートしました。しつこくなりますけど、
昨年、ご好評いただきましたシーズン1を受け、今回も全10話で、父娘や友達、遠くの思い人など、様々な「おとなりさん」を描こうと思っています。
きっと、特別なことは起きません。特別ではない、ごく当たり前の生活のなかにある、ふんわりと灯っている光を掬
【写真】初夏とビールと、#slowlight
#slowlight
古い話になりますが、十九歳の初夏のこと。
当時、移動手段が欲しかった僕は、友人から不要になった原動機付自転車(いわゆる原付)を譲ってもらったんです。
絶対に真似しないでください。古い話ですし、時効ということにしてください。ヘルメットも被らず、そして、半ズボンで乗っていたんです。あるカーブを曲がろうとすると、正面から突っ込んできた乗用車を避けようと思い切りハンドルを切っ
【写真】届くだろう、やがて訪れる光が。
#slowlight
学生のころ、西村良太という友達がいた。
ラーメン屋のまかないで食い繋いでいる良太の好物は吉野家の牛丼だった。
良太は毎日のように、ときには三食、牛丼を胃に送り込んでいた。大量に紅しょうがを載せて紅しょうが丼にし、それを食べ終わると大量の七味を投入して、甘辛い牛丼にするのだ。
「よくそんなに食えるなあ」
誰もが呆れた顔で良太に声をかけていた。
「あっさりしとるからね」
【写真】in your hand,#slowlight
#slowlight
憶えてらっしゃる方もいると思います。
この連作短編のシーズン2、「おとなりさんseason2」を考えています。
今度は、ある、海辺の田舎町の居酒屋に集う人々の、ささやかで特別な一杯を描く、おとなりさん。
ねえ、みなさん。
みなさんが思う、考える、おとなりさんの話を聞かせてくださいな。イメージに合えば、3000字ほどのショートショートにさせていただきます。
恋人
【写真】K市うろうろ。
#slowlight #thislight
ベランダの塀に止まっている鳩が室内を、軒先の様子を伺っている。どうも、巣を作りたいらしく、物干し竿の上を徘徊したり(洗濯物を踏むのはやめてくれ)、あるいは、玄関先で雨宿りをしたらしく、翌朝、糞だらけになっていたり(「うっ……」と呻き声)、どうにも鳥に好かれる。鳥だけではなく、犬とか猫にも(メスばかりなのはよろこぶべきなのか否か)。
Y駅近くで遭遇す
【写真】psycho blues and our #slowlight.
#slowlight
この備忘録にも記している、
元ミッシェルガンエレファント、現THE BIRTHDAYのチバユウスケさんが食道がんの診察を受け、当面、その活動を休止し、治療に専念するという。ツアーや出演が予定されていた夏のフェスへの参加は見送るとのこと。
動揺した。
あのチバユウスケが、と。
コロナが落ち着きつつあり、通常開催になったライヴやフェスを直前に、本人も悔しいだろうな。
【写真】cult grass stars,with#slowlight
#slowlight
未来のこと。
これから先のこと。
あまり、そういうことは考えない。
考えたところで、答えはない。
結論のないことなんて考えても仕方ないじゃないか。答えのない問いなんて、自分を苦しめるだけのことは忘れて、いま、できることに尽力するほうがいい。
昔。というほど、昔のことでもないけれど。
ある女性から、風変わりな申し出が。
「ビリーの遺伝子が欲しい」と。
なんで
【写真】days of #slowlight with birds.
#slowlight
「普通は」と言う物言いが理解できない。理解するつもりもない。普通は、人の数だけある。この世界の基準はあなたではない、何度、そう言い返してきただろう。
仕事に関することで、「是非、来てもらいたいが、あなたのような奇抜なヘアスタイルで、個性的な服装で、香水の匂いがして、サンダルや派手なスニーカーというのは困る。普通の仕事場として、目立たない身なりで来て欲しい」
と言う。
【備忘録】THEE
#slowlight
その昔のこと。よく、友達とラーメン屋に食事に行った。食事なんていうような、上品なものではない。流出した土砂を、新しい土砂で埋めるような、ある種の生存活動だった。
僕たちはミッシェルガンエレファントのTシャツを着ていた。ライブハウスを回っていたミッシェルが、最新アルバムの「ギヤ・ブルーズ」を発表し、動員がライブハウスには収まらなくなり(そもそもミッシェルはプラチナと呼ばれ
【写真】sliding and kicks your #slowlight,with broken heart.
#slowlight
さよなら夏の日。
さよなら、「さよなら夏の日」。
さよなら、椎波ハル。
さよなら、椎波はな。
さよなら、椎波いなほ。
そして、レオ。
さよなら。ひとつの家族の物語。
ありがとう。
この世のことはどこ吹く風に置き去って、
色褪せたるシャツを掴まえ袖を通す、
礼儀礼節重んじながらも、所詮、人様、他人様、
浮世の義理はござらん、と、振り向きざまに手を振った、
利き手に偏見、片手