【クリエイト】評論やエッセイを「創作」に変えた功績…小林秀雄
橋本治という
抜群のセンスと思考法を持った
クセがすごい作家がいました。
たしか2年前に亡くなりましたね。
彼は「三島由紀夫って何だったっけ?」
という素朴な疑問から
『三島由紀夫とはなにものだったのか』
という文学評論エッセイを書いて、
小林秀雄賞を受賞しました。
三島由紀夫の家の庭には
ギリシア神・アポロ像があったんですが、
それは実は中が空洞で、
外もペラペラの金属だったんだそう。
そんな話から三島文学を
「空虚さ」で分析した面白い文芸評論です。
三島の見た目の派手な