アトピーと麦飯と私
「部屋とYシャツと私」(平松愛理/1990年)みたいなタイトルの記事を以前から書きたくて浮かんだネタをどうぞ。
さて、本題…
小さい頃の主食は「麦飯」だった。
私はアトピーだ。
母がアトピーにはハトムギがよい、と聞いて確かその日の夕飯から白飯ではなく「麦飯」が登場した記憶だ。
麦飯は美味しく、私の記憶が正しければ給食がカレーライスの日は麦飯だった。
いつからか?普通に白飯に戻ったのは。
小学校6年生の頃にはもう麦飯は食べていなかった。私のアトピーが良くなったからやめた、
という理由ではない。なぜなら今でもアトピーの体質に苦しんでいる。
なんらかの事情だと思う。
思い出してみると麦飯を喜んで食べていたのは私だけだった気がする。祖父母は孫のアトピー治療だと協力的だったので何も言わなかったが、ほかの家族がね…
そりゃ、急に白いご飯から麦飯になったらビビります。
大人になって、また「麦飯」を始めた。今から15年前⁈ぐらい。30少し過ぎたぐらいの時。
時代は雑穀米時代。健康ブームだったのか、色々と実に多彩なラインナップで雑穀米、健康米がお米売り場を賑やかにしていた。
十六穀米だと体に良さげか?と思いながらも、私が手にしたのは「押し麦」だった。
しばらく麦飯を炊いていたが、白飯オンリー「白飯以外は飯じゃない」(今も忘れない旦那の一言、原文のまま)とボヤかれ…
やめた。
別々に炊けば、それでよかったが、やめた。
そして、また今、麦飯が復活だ。
今度は文句を言わせない。
麦飯は娘たちも大好きだ。やはり給食がカレーライスの日は麦飯になる。香ばしい麦の味が良いみたいだ。
麦飯よ…
今度は続けられそうだ。
タロット占い師/絢子
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