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午前、雨

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走り書き。結末不明 途中で終わるかも・・ 初心者ゆえ気長にお願いしますね。
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2022年3月の記事一覧

午前、雨

午前、雨

晴天なり  12さやかは 急いで扉を開け放ち
外に飛び出た

理奈
「こうすれば もっとアタマ冷やせるでしょ」
「さよなら」
理奈は手短に冷たく言い放った

トシヤは 池に突き落とされて
岸辺にようやくたどり着いたとこだった

さやか
「トシヤ大丈夫?」
トシヤ
「うん 大丈夫だよ なんかカッコ悪いわ俺」
さやか
「そんな事ないよ それより怪我とかしてない?
トシヤ
「ありがとう大丈夫だよ」

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午前、雨

午前、雨

反撃なる  11「あいつ マジふざけてるし あいつ呼び出そうか?」
さやかは そう問いかけると

理奈は「めんどくさいからいいよ」..と
そっけなかった。

続けて「めんどくさいのはトシヤだよ なんで手紙さえ渡せないの?私たち付き合ってたよね?
なんで?」
また鷹の目が復活し その目でトシヤを睨みつけた

また沈黙の時間が流れた

そして「ちょっと外で話してくる」 と言って
理奈はトシヤと2人で席

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午前、雨

午前、雨

反撃なる  10トシヤは下を向いたまま、言葉が出てこなかった
顔を上に上げるチカラも出てきそうにない

さやかは親友の理奈の望みどおりに
作戦を立案し実行したのだったが

さやかの思うような"爽快感"は全くなく
緊張した沈黙感だけが空間に漂っていた

理奈だけは違った思いがあり
わたしを何の連絡もなく"振った"
トシヤへの復讐心がふつふつと沸騰していた

鷹の目のようにトシヤを睨みつける理奈
下を

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午前、雨

午前、雨

反撃なる    9約束の時間の20分前に 
さやかは着いた

こう見えて 遅刻は嫌いだ

時計台に向かって歩いて行くと
大きく手を振る人が見えた

トシヤだった

少し照れたのでわざと知らないふりをして
通り過ぎたら アレっ・・?て感じで

きょとんとしてたので
「うそうそ、ゴメン気づいてたから」
「来てくれてありがとう 待った?」

トシヤは「いや 今きたとこだから大丈夫だよ」
笑顔でそう答えて

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午前、雨

午前、雨

反撃なる陸上部は 丁度休憩してるようで
グラウンドでそれぞれストレッチをしたり
休んでたりしていた

そのまま進むと 自販機の横で
座ってる人影が見えた

立本だった

「あのーさっきゴメンね」
さやかは、そう声を掛けた

「うん 全然いいよ そうだ これ飲む?」

立本はいきなり缶コーヒーを渡してきた

「わぁ ありがとう」
瞬間的にそう答えた そう答えるのが
正解なのかわからなかったが

私は

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午前、雨

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反撃なる
息を切らしてるのと対照的に
トシヤは自分と向き合ってるように見えた

真剣な眼差しでストレッチに取り組み
黙々と課題に取り組む姿を見て

少しの間 凝視した

計算立てるのが得意な、さやかだが
手紙を渡すタイミングを躊躇した

そうだ     立本だぁ

ここは柔軟になろう
頭の体操にもなる

こんな時の さやかの行動は早い
今度は 3段飛ばしで階段を駆け下がった。

午前、雨

午前、雨

反撃なる  2やりすぎちゃった、、w

手紙を託した相手は
トシヤと同じ陸上部の立本だった

さやかは時々こういうことをしたくなる性分みたいだ、少しの小芝居をうった。 

「中庭に来てくれませんか?」
そう言って立本を中庭に呼んだ

「これ 普段言えない気持ちが詰まってるん・・
でーーハイっ」

そう言って立本に渡した   ら

「お 俺に ま、マジ ありがとう」

「立本間違えた ないない!渡す

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午前、雨

反撃なる
作戦は着々と実行されていた

最初の出会い 話しの内容とキャラ

相手に与えるイメージ

さやかの計算通りと思えた

次の作戦を実行することにした

拝啓

久しぶりに手紙書いてみたよ
こないだは、会ってくれてありがとネ

言葉では うまく伝えれなかったけど
一緒にいれて楽しかったし嬉しかったよ

私のこと たくさんしゃべったから
今度は わたし聞くね
ゴメンね

トシヤのことたくさん知

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午前、雨

午前、雨

つむじ風
彼女は大人だった

あっという間に時間がすぎて
クイズの回答者のように
僕はハイ、いいえ、しかしゃべってなかったように感じた。かすかに覚えてるのは彼女が
バンドをやってるっていうことと 
特に英国の・・・・んんーん忘れた
とにかく、そのバンドのベースを
凄く誉めてたことと、将来は映像の仕事がしたい
ということぐらいーーーー後は

自分は子供だったと認識したことだった

あっという間に時間

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午前、雨

午前、雨

所感    2
背中の視線が気になった 
50メートルぐらい歩いただろうか
彼女がいた

申し訳なさそうに丸くなってベンチに座ってた 
「あのー隣りのクラスの子だよね」
「うん」
国道の音に書き消されるような声だ
「場所移動しない?」「この先に静かな公園あるから」
「うぅん」彼女は小さくうなづいた
僕はみんなからの視線と喧騒から逃れたかった

2人で歩きだした
何をしゃべったらいいのか言葉が出てこ

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午前、雨  

所感 
じれったい

周りの意見集約

ベルがなったよ

背中蹴ってあげるから

好きなんでしょ?

言ってきてあげようか

ま こんなとこだろうか
みんなの気持ち  さやか

オイ………ヤバいぜ ヤバ
ずっと見てんもん

場をつくれって
うるせぇーよ

ま こんなとこだろうか
みんなの気持ち  トシヤ

うん オレいってくるわ  

午前、雨

たいくつは部屋に置いてきた

全ての痛みも受け入れよう

ふたりで駆け出せるなら

何もこわくない

あさひをいっぱい浴びて

目の前の山あり谷あり矢でも来い

光陰矢のごとし 虎千里を走る

少し休もうよ

無理筋だよと政府筋も報じてる

ふたりで駆け出せるなら

何もこわくない

ゆうひをいっぱい浴びて

明日のことを語ろう