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食べ物を愛し、美味しくいいだく。 #71



年が明けてもう半月以上経ちました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

昨年末の投稿から、
今回が今年になって初めての投稿になります。


お正月から通常モードへと切り替わって、
新年の空気感から日常生活へと
グラデーションのように
移りゆく時期かと思いますが、
この季節は自分の体調をより気にかけて、
健康第一で過ごしていきたいものです。


健康に大切なことといえばやはり食事

食べるもの、口にするものが
私たちの血肉となってくれています。

それぞれの食べ物自体が良し悪しとされている
物もあるとは思いますが、それよりも、
食べ物に対する自分の気持ち
結局のところ一番重要なのではないか?
と思います。


今回は、私たちのカナメとなる心身を
文字通り"つくってくれている"、
愛すべき食べ物についてのお話です。




事実はわからない

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏


「○○は身体に良くない」
「○○はこういうリスクがある」
「○○にはこんな悪影響がある」
「○○が悪いという研究結果があるらしい」


食べ物に対するマイナスの感情が起こる、
その動機というのはさまざまです。

しかし、
こういった「これはこうです!」
とされることであっても
後世の研究では「ホントは違った」
「実は真逆だった」
ということもよくあることです。

結局、"事実とされていること"は
本当の事実とは限らない
のです。

人やパターンの数だけ結果も違い、
統計として「この可能性が"高い"」と
されていることが多いですが、
それがその通りに
自分にも当てはまるかと言うと
そうではない事もあったりします。

もはや研究や証明ということも
100%とは言えないところもあります。

もちろん参考にすることはありますが、
闇雲に、そして過剰に信じて
白黒決めてしまうような事については、
少し考えてもよさそうです。

そんな中で、私が
"ものを食べる"時に大切にしていること2つ
について綴っていこうと思います。


「食べる」ときに大切にしていること2つ
✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏


1.食べ物に対して愛を持つ


˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *◌


どんな食べ物でも、口にすれば
自分の血肉になってくれるものたちです。

食べ物によって栄養は異なります。
身体に良くないとされている物だってあります。

しかし、私はそれらの食べ物は
"役割"が違うだけだと感じるのです。

健康に良いとされるもの、例えば
無農薬の野菜や、瑞々しい新鮮な魚、
お肉、お米…etc

こういったものはもちろん積極的に取りたいと
思うものですし、身体が喜ぶものたちです。

しかし、
コンビニ弁当、ジャンクフード、
インスタント食品…etc
健康面で言えばあまりよくないとされるもの、
(最近ではこのような食べ物も健康に
気を遣って作られているものも増えていますが、
ここではものの例えとして使わせて頂きます)

こういったものは栄養うんぬんではなく、
これらからしか得られないものが
あるのも確かだと思っています。

健康は確かに大切ですが、
「あれもダメこれもダメ、」
「これじゃないといけない」などと
あまり気にし過ぎていても息が詰まります。

それを食べるシーンや情景、
それ特有の美味しさ、
娯楽、エンタメ的な側面、
ハンドルで言うところの"あそび"の役割。

こういった面があると感じます。


どの食べ物をそれを作っている背景があり、
生産者がいて、企業努力があり、
開発している人がいます。

食べ物を"悪"せず、
愛を持って、それぞれの食べ物から
得られるものを享受する

自分の中に良い"思い"で取り込む。楽しむ。

ということが大切だと思っています。



2.心から美味しくいただく

˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *◌


「また塩分を摂りすぎてしまった…」
「脂質が多いな…」
「太ってしまう…」
「これは身体に良くないのにな…」
「誘惑に負けて罪な物を食べてしまった…」

こういう感情を抱く事もありますが、
これでは食べ物そのものが悪いようで
かわいそうです。

同じ食べるのなら
いっそのこと気持ちをスパッと割り切って
その時はしっかり美味しくいただくのが一番。


食べ物を選択するのは自分。
食べる・食べないを選ぶのも自分。

自分の選択によるものです。
もし自分の本意でなく
食べることになったとしても、
目の前の食べ物に罪はないので
その時は仕方なかったと割り切って
それはそれとして、
目の前の食べ物を美味しくいただく。
その時間を楽しむ。
「美味しかったなぁ」と思えることに
意識を向ける。

そしてその後、必要であれば
調節するというのがいいのではないかと
思っています。



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食べ物はかわいい。
食べ物はやさしい。

自分たちの身体を作ってくれて、
栄養をくれて、
元気をくれて、
力をくれて、
味方でいてくれて、
食べ物によって生かされていることや
食べ物によって生まれる生活の中のシーン。

生命を生かしてくれるということへの尊敬や
感謝というものは大前提なのだけれど、
そのような大々的で壮大な感情を抱く手前には
もっとこう身近な慈しみ、愛しさがある。


食べ物も生き物です。
愛を向けていると、
愛が返ってくると感じます。


今日もあなたが愛を持って
おいしいものを食べて、
健康に日々過ごしていけますよう。


お読みいただきありがとうございました。





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