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痛みって、なんだろう②

パート1はこちら

前回のまとめ

【痛みとは感情である】
・痛みは基本的には身体の警告で、感覚
・自分自身にしかわからない
・他人と共有できない
・自身の状況によっても変わる
・環境の変化によっても変わる

痛みとは感情である

痛みとは客観的に評価出来るものではなく、あくまで個人的に評価をしなければならず、感覚によって左右されるよりも、状況によって左右されるのが痛みの難しいところだなと思います。

気を張ってる時は痛いなんて言えなくても、安心できるところでは痛いって言える時もあります。
楽しい時は多少の痛みは気にならなくなることもあります。

痛みは過去のトラウマを隠すために生まれる。なんて話もあります。
周りに当たり散らしてしまうのも過去のトラウマを消す為にわざと心に痛みを与える逃避行動かもしれません。

いずれにしても痛みとは個人個人で感じ方も違えば、向き合い方も違います。

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健康の3要素と健康の三角形

痛みを生む状態はすなわち健康でない状態と言っても過言ではありません。

そもそも健康とはなんでしょう。
それはWHO(世界保健機関)が定義をしています。

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

要は、病気かどうかはあまり関係なく、趣味や人間関係、はたまた仕事などに前向きに向き合っている状態を健康といいます。(個人的見解が含まれます)

人が心身ともに健康でいる為に必要なのは、日本が掲げている"健康日本21"にも示してある通り
①食事 ②睡眠 ③運動です。
この3つが備わっている事が健康の要素となります。

例えば、
・偏った物ばかり食べていたら、吸収がうまくいかなくなったり
・忙しくて睡眠時間が崩れれば満足いく回復ができなくなったり
・家でゴロゴロばかりしていて筋肉が落ちたり

こうなっては健康とは言えませんし、痛みを発生させる事にもなります。

また、この3要素は自分で意識すれば改善できると言うのが重要です。

健康の3要素の他にもう一つ重要なものがあります。
それが『健康の三角形』といいます。

名前は似ていますが、
①構造 ②精神 ③化学から構成されます。

「構造」は、
筋肉、靭帯、骨、神経など

「化学」は、
栄養、嗜好品、薬品、アレルギーなど

「精神」は、
人間関係、職場環境、過去のトラウマなど

この中の一つでも崩れて正しいトライアングルが形成されない状態を健康ではないと示します。

健康ではない=痛みがある状態
とも言えるので、すなわちトライアングルが崩れている状態を痛みのある状態とも言えます。

つまりはこのトライアングルを、安定させる事が身体の不調や痛みを取り除く根本的な考えになると考えてます。

パート3へ続く

2021年1月3日

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