加藤承太郎

アイデンティティがない

加藤承太郎

アイデンティティがない

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未だに雨は降り続ける

僕は当時17歳の高校2年生で、怖いものなんて何一つなかった 学校の先生も親も幽霊も自分が死ぬことも 怖いものなんて何も無かった。 初めてロックバンドを組んで自分が作った曲を演奏して、友達がライブハウスに観にきてくれて ただその感情だけで満足していた。 ギターを壊し 勉強からも逃げ バイトもズル休みし 付き合っていた彼女の事も傷つけ 僕は自分が何者かさえも分からなくなっていた。 僕は見えない何かからずっと逃げていた 目には見えない何か 今になったらその正体が分かる それはきっと

    • ありがとうございました

      レンドベアーは永遠の冬眠を迎えることになりました まぁーそうですね 僕のせいですし 僕の病気のせいですね ほかのメンバーは何も悪くありません 逆に僕についてきてくれて 僕は感謝しかないです 安田は努力家でキーボードが上手くなって あずみも最高の良いベーシストで フィリップも天才的なドラマーで 僕が劣っていたのかもしれませんね やっぱり僕が抱えてる病気は目に見えないものだから理解されるのは難しいって言うことは自分でも把握済みなんですがまさかバンドが終わるなんてなー ほんとに落ち

      • Delayについて

        こんばんは 今回初めて加藤承太郎として 曲を出すことになりました それについて説明させて頂きます いつの間にか夏も終わり少しずつ涼しくなってきましたね 実は6月の末くらいに 僕の才能を認めてくれてまずはライブハウスからと言ってライブハウスに立たせてくれた人物がいてその人は東京に行ってしまい、パンゲアでレンドベアーとしてライブして見に来てくれた以来1年くらい会ってなかったんですが、 亡くなってしまい 僕もXで情報が流れてきて初めは正直信じられなかったのですが、ライブハウス関係

        • 少年のすべて

          ぼーっと自分の病気と毎日闘いながら 気づいたら外で蝉が鳴いていた これを読んでくれたってことは 俺のことまだ覚えていてくれてたのかな? ありがとう。 俺は今年の夏は楽しむつもりだった なぜなら高校を卒業したから。 3年間も高校生をして卒業したら音楽三昧の日常を送ろう!と思っていた挙句の事だった ほんと人生って何があるか分からない 毎日不安と闘っている 俺の未来はどうなるのか?この病気はどうなるのか? 正直毎日のように考えてるから もう飽きつつもある 1人の少年が青年に変わ

        未だに雨は降り続ける

          眠りにつく前に

          暖かったのもつかの間、梅雨になり ジメジメと暑くなってきた 良い曲も、歌詞も出来ないまま ただひたすらにひきこもり続け、人生を損した気持ちを背負い続けてる今日この頃 「僕はこの先生きていけるのか?」と思っている 不器用ながらに生きていくしかないんだなとも思う 色んなことが重なって、しんどくなって 倒れて、約4ヶ月 体調は良くなってるのか?自分でも分からない 体重は増えた、ご飯は食べれるし睡眠も取れるし まぁ問題はないんだろうな いつも寝る前に昔のことが蘇って眠りに入るのだけ

          眠りにつく前に

          Live Forever

          クソガキだった俺も、 とうとう高校を卒業したらしい (まぁこの先、死ぬまでクソガキだろうけど。) という訳で今の気持ちを綴らして欲しいです。 バンドのスタッフしてくれてる佐藤ってやつと(同級生) 「3年間あっちゅーまやったな」っていう話をしてて 思ったことは まぁ、ちゃんとした高校の青春をしてなくて 私服だったし、朝が遅い学校だったし 遊びに明け暮れてた訳ではあるんだけど 他の高校生と比べて、違う青春だったなー。と 佐藤は「奇妙な青春だったね」って言ってたけど まさにその通

          なんだったっけ?

          日々生きてく上で、今、18歳という年齢で 僕は退屈に思っている。 僕を理解してくれる人なんて バンドメンバーくらいしかいなくて 僕がバンドを世に出さないと行けないなんて分かってる ただ売れない日々 どれだけ良い物を作っても 認められない日々 ただ叫ぶような音楽に 越されていく日々 もう僕は飽き飽きしていた 逃げ出したかった この人生からも 大好きな音楽からも 同世代のバンドが「〇〇大会に決勝進出〜」とかいう SNSの投稿が心痛かった 僕はベッドの上でただひたすら ふんぞり

          なんだったっけ?

          東京タワー

          「東京の街に出てきました。あい変わらずわけの解らない事言ってます。」 そんな歌の始まりのように 書くことも考えてないので、僕が初めて東京に行った時の事を書いてみようと思います。 普段は大阪に住んでいる僕が 夢の街東京に行ったのは、高校2年生、17歳、11月の事で 10時45分発、東京行き、のぞみ号に乗りこんで夢の街への胸の高まりを1人抑えて、出発を待っていました。 「扉が閉まります。ご注意下さい。」 と、駅員の声で、扉が閉まり のぞみ号が動き出しました。 だんだんスピードがあ

          東京タワー