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東京タワー

「東京の街に出てきました。あい変わらずわけの解らない事言ってます。」
そんな歌の始まりのように
書くことも考えてないので、僕が初めて東京に行った時の事を書いてみようと思います。
普段は大阪に住んでいる僕が
夢の街東京に行ったのは、高校2年生、17歳、11月の事で
10時45分発、東京行き、のぞみ号に乗りこんで夢の街への胸の高まりを1人抑えて、出発を待っていました。
「扉が閉まります。ご注意下さい。」
と、駅員の声で、扉が閉まり
のぞみ号が動き出しました。
だんだんスピードがあがっていき、京都、名古屋を過ぎた辺りで僕は寝てしまって、気がついたら品川に着いていました。
でもまぁ、雨が降っていたのでどちらにせよ富士山は見れなかったですけど。
と、まぁ品川で目が覚めた辺りで、いわゆる東京の大都会と言うのが見えてきました。
でも、「こんなん梅田とかとそない変わらへんやん」
と、思っていましたが、東京駅に着く寸前
東京タワーをみた瞬間
僕は東京に来たんだと確信しました。
「東京、東京です、お出口は右側です。」
と車内アナウンスが聞こえ
新幹線もスピードを落とし始めました。
そしてドアチャイムと同時に、東京の地に足を踏み入れました。
やっぱりよく聞く様に、人が多いなーと思いました。
ほんとに田舎者の感想ですが。
そして丸の内口の方に移動し、有名な東京駅駅舎を見て
「あー、東京やー。シン・ゴジラがヤシオリ作戦でここで倒れてたなー。」とか思いながら東京を堪能していました。
大手町駅まで移動し、そこから千代田線に乗り込んで、
代々木上原で小田急に乗り換え、
電車に揺られ、下北沢へ行きました。
下北沢に降りたら、まぁどこかアメ村に来た感覚もあるけど、
やはり勝手に自分の中で、ゆらゆら帝国やandymoriが流れて来ましたね。
そして傘をさしながら色々服屋を楽しみ、気がついたら夕方が過ぎていました。
そして大手町に戻り、三田線に乗って
芝公園で降り、東京タワーを見に行きました
東京タワーを見ることは小さい頃からの夢でもあり
どんなものなのかとまた胸をドキドキさせながら
迫り来る東京タワーは、雲と雲の間からスパッと出てきました。
「これが東京タワーか。」
本当にその言葉しか出なくて、圧巻でした。
街は変わり続け、人は汚くなり続けるのにも関わらず、
ずっと一緒のままの東京タワーは
そうやって、長年いてるんだなと思いました。
東京タワーは
ただのシンボルではなく、東京の街を見守っている
もしかしたら1人の人物なのかも知れませんね。

#この街がすき

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