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理想的、夏のお昼寝

子供の頃、まだこんなに暑くなかった頃、夏といえば、庭に開け放された窓側に「寝ゴサ」を敷いて、お昼寝をする事が楽しみでした。そよそよと、田んぼを渡ってくる風が、気持ちよくて、蝉の声もいいリズムに聞こえてバスタオルをお腹にかけて扇風機がゆっくりカラカラと首を振っていたのに、汗びっしょりで、寝ていました。
そういう事もできていたんですね❗️

そういえば、汗びっしょりになっていたのですが、それでもどうにかエアコンも無く、生活出来ていたのに最近は、あまりに暑くてエアコンに頼っていて、汗をかく事が減った気がします。風が吹いても暑い風しか吹いてくれません!
私の子供達が、子供だった頃も、夏はエアコンに頼っていたのですが、その頃、「汗をかけない子供達」という話が話題になっていました。
3歳頃までに、暑いところにも出向いて、しっかり汗をかく事を覚えないと、大きくなって、
「汗をかけない身体」になるというものでした。
大体、『汗』というものは、皮膚の乾燥を防ぎ、体温の調節をするという中々大切な役目があるわけですが、『汗』が出てくる「汗腺」は子供の頃に暑さを経験する事で、できる為、『汗』の分泌をあまり経験しなかった人は、この「汗腺」が少なくなるらしいのです。
しいては、暑くても、体温調節がうまくできない。「自律神経」もおかしくなるで「熱中症」になりやすいなどのリスクもあるそうです。
それで、必死に暑いところにも出向いて子供達にたくさん『汗』をかかせていました。
なのに、今もっと、『汗』をかかないと、いけないのでしょうね。最近、エアコン漬けで、「自律神経」少しおかしいです。

私の子供の頃ですが、夏になると、眠くなる音がありました。
①夕立前の雨蛙の合唱
②ながーーく、遠くから聞こえるバイクの音
③空高く飛んでる飛行機の音
ドッブラー効果が響くんです。
あと、少し大きくなった頃には
④甲子園の高校野球の応援の声、楽器と、金属バットにボールが当たった時の音

高校野球が始まると昼寝したくなるんです
もうすぐ、始まりますね!



これらは、随分大人になっても眠気を誘う音なのです。
遠い昔の望郷なのかもしれません。
脳みそが麻痺してきます。

そんな中でも一番リラックスできて、幸せを感じる夏の音は、
山の中、涼しい風が、草を揺らしてやってきて、「ひぐらし」が、カナカナと鳴いている
音です。
思い出すだけでも、眠くなります。
こんなに暑くなると、こんな経験もできなくなってきていますね。

八月になりますね。
いつまで、暑い日が続くのでしょうか⁉︎







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