この夏の庭
暦はもう10月だというのに
私はまだまだ庭で大汗をかいて、あれ?まだ夏じゃないの?なんて思っている。
先日はまだセミが鳴いていたし、日中はじりじりと太陽が照り付ける。
今年の夏は、植物たちも辛そうで、紅葉を待たずに葉を落とす木も多いし、
葉が黄色くなってしまったりしている。
一方、虫たちは元気で😓
辛い中耐えている木や草をもりもりと食べて追い打ちをかける。
最近は、毎朝、毛虫退治から一日が始まる。もういやだ。。。
「庭」は、私は自然界からの借りものだと思っていて、できる限り、そこにいるものたちと共存したいと願っている。
にもかかわらず、毎朝、毛虫退治という矛盾に悩みながら。。。
「杜人」の矢野さんがおっしゃっていた
「自然界というのは、完全な状態で生きているものはなくて、
皆お互いに少しずつ譲り合って、不完全な状態で生きている」
というような話を思い出した。
無用な薬をまいて、虫を一掃するようなことはどうかと思うが、
「庭」を健全に守るために、増え過ぎた虫は退治せざるを得ない。
自然界に人間が生きるには、人間が生きる場所を確保する必要があるし、そこで安心して快適に過ごすために、少し虫などに退散してもらう必要があるのは、致し方ないこと。
その痛みを感じながら生きることが大事なんだろうなとか考えながら、
毛虫退治をしているわけだ。
「皆、お互いに少しずつ譲り合って」というのが大切で、人間は、奪い過ぎるんだな。自然界から。便利のために、お金を得るために。
山を大きく削る工事を見るたびにため息が出る。
私ひとり、そんなことを思ったって、非力だ、、、と。
ただ、地球自体は、私が思うほど弱くなくて、そんなくらい、ひっかき傷程度なんだと思う。砂漠化と言っても、地球温暖化と言っても、そういう地球の状態、ということであって、困るのは「人間側」
なんてこともブツブツ考えながら庭仕事。
でも、ほとんどの時間は
集中して夢中で草刈りしたり、草花や木の状態を見てケアをして幸せに過ごしている。
この庭がなかったら、私はどんなに退屈していたことだろう。
庭仕事に精を出し、汗をかいた後、
木陰に椅子を置き、冷たい飲み物を飲んでいるとき、さーっといい風が吹いた瞬間の幸せ。木漏れ日。鳥の声。隣にいるワンコ。おいしい飲み物。
思いがけず咲いた花を見つけたときの幸せ。
枯れかけた花が復活してきたのに気づいたときの幸せ。
時間を気にせず、庭で作業ができる幸せ。
そして必需品はこれ⇩
以上、私の庭からお伝えしました♪
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