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2024年10月3日 19:12
彼は故郷を去り 都会で働く日々古い歌を聞きながら 去りし時を想う遠い夏の日 靴を履き潰しては追いかけた夢の先に辿り着けたろうか?深夜営業の喫茶店で月を見上げ珈琲を飲みながら 想いは時を超えてゆく寝ても醒めても頭から離れずにでも好きと言えなかった君は何しているだろう?みんなそれぞれの生活の中で生きているだけど胸の奥 深いところで繋がっているから忘れ得ぬ友よ 最期のときは
2023年8月23日 23:25
言えずに終わった 君への気持ちが白い吐息と 夜空に消えていく今夜の月はまるで僕のようにぽっかり欠けて虚ろな姿だ“もう会えないよ” 君の別れの台詞僕はただ立ちすくんだ 何も言えないままたった一人 君にとって特別でいたいそのささやかな願いは今 儚く散ったどこまで時を巻き戻せるならこの結末を避けられただろう?考えても無意味なことばかり浮かんでくる僕はまだ渦の底で藻搔いてる
2023年7月16日 00:07
もう一回手を伸ばして悲しみの闇を超えるんだ…もしもこの街の中で君が独りぼっちで震えているならたとえ世界が君を見捨てたとしたって僕がそばにいるよ嫉妬深いヤツらが君の行く手を阻んで心折れそうな夜は涙で滲む星空 二人で見上げながら一緒に歌うよ超えられない壁などないってことをさあ誰よりも僕らが証明しようぜもう一回手を伸ばして悲しみの闇を超えるんだ“もういいか”って諦める
2022年7月2日 23:40
どんな顔して君に手渡そうか迷っているよろこんでくれるといいな このプレゼント思い出すよ 二年前の誕生日すっぽかして買ったっけ? 一日遅れのバースデーケーキどんな単調な日々でも輝いて見えるのは君がそばにいてくれるからなんだたまに喧嘩してほとほと厭になってしまうけど嫌いになれやしないんだな ホント何でだろう?「誰か」じゃなく君がいることで僕は頑張れる君にとっても僕が同じ風であ
2022年1月9日 23:49
難しい顔して考えているふりしてそのじつ何も分かっちゃいない君の目を見るたびうろたえてばかり所詮見かけ倒しの男さ 今僕の前にいるたった一人の君の心を動かせないで何が音楽なんだ!?他は何も考えないでこの一音にすべてを乗せて君の胸のその真ん中を震わせるような歌を奏でたいたとえば何週間もカンカン照りが続いて心まで渇きそうな日でも恵みの雨のように干上がった魂を優しく潤せたならいい
2021年11月16日 17:32
この胸の内の儚い愁いを記憶の海に沈んだ恋を忘れさせてよ 紺碧の空に臨むこの街の風に優しく抱かれたこの刹那に心地良い日差しと潮の香りに誘われて足を踏み入れた街真紅の太陽と琥珀の月に照らされた街路妖しく咲き乱れる花に緑道を舞う小鳥の歌絵に描いたような美の世界が燦然と耀う遠い国の古い戯曲のように激しく身悶える想いはかくも美しいものに触れようと干きもせずむしろ満ちていく黄昏を越
2021年11月1日 00:10
TVの中の戦争はどっか他人事で何百人死んだって言われてもピンとこなくてこの瞬間だってどっかでピストルが火を吹いているわかってる わかってるけど何でだ? 心が逃げようとするからなのか俺とは関係ないと線を引こうとするんだ親を亡くした子どもが腹を空かして泣いているわかってる っていえないよなねぇ首相 平和とは一体何なのでしょうね?僕らはいつまで他人事と割り切ってくのでしょう?
2021年9月23日 00:13
望んでも仕方のないものを求めて徒労に終わった夜のため息誰に届くでもないや人の幸せを羨んでみても自分が幸せになれるわけじゃないAh 分かってるつもりでもごめん 今夜だけはもうちょっと弱気でいさせてよこんな暗い夜はもう終わりにしようか明日の朝陽が昇るまでにはAh またいつもの呑気に笑って暮らしている僕に戻るからさ〈演奏動画〉頑張りすぎるだけでは、倒れてしまう
2021年8月23日 22:15
「一体何してんの!」って他人を叱ってじゃあアンタは何してたの? 言えないんでしょ?誰もが小さな評論家ゴタクを並べてさようなら越えやしない 火の粉のかかるライン自分だけは安全地帯の傍観者人の“身”になるなど辞書にはない1円でも多く利益を漁ってしのぎを削り過ぎて空っぽです誰かにかまう余裕などない朝から晩まで働く機械目覚めたら透き通った“カラダ”地表には居場所なき漂流者
2021年6月20日 22:40
いつも ねぇ いつも 同じこの繰り返しでいつか ねぇ いつか この呪縛から抜け出せるの?酸いも甘いも構わず口にしなくちゃ贅沢を言っていられるような身分じゃないし愛も夢もない まるでガラクタ同然さ代わりなんて誰だっていいってゆう世界で生きてく空が青いから 僕らは居場所を失って震えてるそれでも何とか今日を生きてゆくよ 報われなくてももう笑えなくても…決して ねぇ 決して 終わ
2021年3月22日 22:18
鬱蒼とした高層ビルの群れ汚れた空気を吸うために今日も僕は満員電車に乗ります駅裏の風俗店からは訳のわからない匂いが朝のだるさと共に漂ってきます都会の暮らしは嫌じゃありませんが時々すべてが歪んで見えます夢に描いていたものは手にした瞬間から色褪せるものですあれほど欲しがっていたものですら今はわずらわしいのです君は今でも元気でいますか?例のクセはもう治りましたか?最近目が
2021年2月28日 00:05
晩秋の黄昏に身を横たえ他愛のない話を繰り返しては時が過ぎることにさえ気付かず夜空に一番星を探した最近では随分とあなたのいない生活とも相性が良くなったわでもね あの季節が訪れる度こうしてあなたを思い出すのよ葉々も散った桜の樹の下で愛を誓い合ったでも春が来て桜咲く頃 旅立ったあなたのこと五年後も十年後もずっとこうして二人歩いていけるよね 心から微笑んでひらひらと舞いだした
2021年2月14日 22:43
木枯らしの吹く街でひとり虚空を仰ぎ見れば過ぎ去りし日の君の笑顔が心を掠める重い葉を落とした街路樹は何処か寂しげで戻れない時をただ恋慕う僕に似ている日が傾き街の明かりが優しく灯ったなら遠い空からひらりひらりと雪が舞い始める孤独が胸を締め付ける忘れようとした君への想いが再び熱を帯びていく叶わぬ恋と知っているのに幸福そうに微笑んでいる人々を背にして凍えそうな気持ちを胸の中で
2021年1月3日 21:50
2020年末、1つの曲を書きました。タイトルは「Difference」。「違い」という意味です。僕たちは、それぞれ違います。外見から、価値観のような内面まで。1人として、同じ人はいない。当たり前のことですが、その当たり前の「違い」を、深い「断絶」に変えてしまっている現状があるのではないか?そう感じたのをきっかけに綴った曲です。世界の情勢を見回すとき、ほんのささ