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ボイストレーナーとして他者と差別化を図る
僕も昔は“権威性”を示すため、他者と差別化を図るために専門的な知識をSNSで発信していましたが…
今やちょいとググりゃ高校生でも専門的な知識は語れます。
同時に、大変失礼ながら、「語れるだけ」でボイストレーナーを名乗る人が“異常に”増えました。
僕自身も未熟な点はまだまだ山ほどありますが、そんな僕が見ても「マジか…」という方が相当な数いらっしゃいます。
ボイストレーナーにとって必要なスキルは
フリップ(声の裏返り)の対処法
声がひっくり返った。
(ボイストレーナーの)アナタならどうしますか?
閉鎖を鍛える?アウト。
今回はフリップの対処法について解説していきます。
ここを押さえておかないとボイストレーナーの仕事はできないと言っても過言ではありません。
今回のテーマはこんな感じ。
・フリップしたという“事実そのもの”に大して意味はない
・問題はその“原因”と“状態”
生徒さんの声を預かる、とてつもなく重責を担う
喉頭のポジションを安定させるトレーニング
喉頭のポジションの安定はとても重要。
よく「喉は上げるのか下げるのか」論が展開されますが、個人的にはどちらにも“NO”。
では「正しい喉頭のポジション」とは何か?どのようなトレーニングをすればよいのか。
解説していきます。
今回のテーマはこんな感じです。
・喉は“下げる”のではなく“〇〇にする”
・トレーニング時の意識は“あくまでも〇〇は上”
・喉どうこうではなく、“〇〇が最優先”
ボイスト
ボイストレーナーとして必要な4つのスキル
他のボイトレ教室やボイストレーナーさんを批判するつもりもないし、むしろ共闘していくべきと考えています。色んな方法論があっていいとも思うし、それを消費者は自由に選択できるべきだとも思います。
が、なかにはとんでもないレベルでトレーナーを語る人、それを平気で雇う教室が無数にあることもまた事実。
そんな中でも「これじゃあいかん!」と熱心に勉強されたり、僕の「ボイストレーナー養成コース」を受講しにきて
レッスンにおける、エクササイズ中の声のかけ方
今回も比較的ボイストレーナーさん向けな内容ですが、毎度、トレーナーさん向けであるということ=トレーニーが「何を基準にトレーナーを選べばいいのか」参考になる内容でもあります。
是非アイデアの一つとして。
さて、タイトル通り、レッスンの中で、特にエクササイズ中の生徒さんへの声のかけ方についてです。
いまだに「では次、これをやって」「はい、じゃあ次はこれ」と、それが上手くいったのかいってないのか、
発声が上手くいってるかの見分け方
トレーニーさんから、「自主練が上手く行ってるか分からない」、トレーナーさんから、「生徒さんが上手く行ってるか分からない」というご相談をよく受けます。
今回はどちらかと言うとトレーナーさん向け、生徒さんの発声が正しくできているかを見分けるポイントを3つご紹介します。
もちろんボイストレーナーとしても必須のテクニックになるので是非ご自身のチェックにもお使いください。(トレーニーの方には正直難易度高め
歌が上手くなるための根本的要素
僕のレッスンは、普段は比較的ボイストレーニング(フィジカルトレーニング)が多め。
けど、例えば発表会前、あるいは個人的にライブ、オーディションなどを直前に控えた生徒さんに対しては、ガッツリボーカルトレーニングを行う。
・ボイストレーニング…そもそもの発声の機能をフル活用するためのトレーニング
・ボーカルトレーニング…歌を「ええ感じ」に歌うためのトレーニング
そこで(なかなか難しいんだけど)曲を
ボイストレーナーになるにあたって責任と覚悟だけは
先日、新たにボイストレーナー養成コースをスタートしてくれた方。
最初に「なぜトレーナーを目指そうと思ったんですか?」と聞いたんだけど、その動機が恐ろしく素晴らしいものだった。ちょっと感動して泣きそうなくらい。
正直、トレーニーとしてもまだまだなレベルなんで少し先にはなりそうだけど、この方は間違いなくいいトレーナーになる。
ただ、動機は僕はそこまで重視していない。
というのも、僕自身が前の会社で
【よくある質問】自分の声が嫌いなんすけど…
「自分の声が嫌いで…」
「声にコンプレックスがあって…」
という方が時々レッスンにいらっしゃる。
僕もっす!
もちろん、発声の癖の問題というのもある。
僕のボイストレーニングは、「あなた本来の発声の機能のポテンシャルをフル活用した、あなた本来の声を見つけましょう」というもの。
そしてそのポテンシャルをフル活用した声が、あなたにとって一番「いい声」であるはず、というのが僕の考え。
そういう
【よくある質問】スタジオ前のウォーミングアップ教えて
バンドマンや、なんかの縁でバンドで歌うイベントに参加することになった時に、スタジオ練習というものが入ってくる。
スタジオという慣れない環境で、しかもバンドの爆音の中で急に声を出すと喉を痛めたり声が枯れたりなんてことがよくある。
そうならないための対処法。
まず、スタジオには誰よりも早く入る。これは大前提。
そしてウォーミングアップ。
結論、元も子もないけど、「人による」w
ご自身の課題(
【よくある質問】息は鼻から吸う?口から吸う?
健康上、鼻毛が空気中の塵や埃の侵入を防いでくれるのと、鼻水が吸い込んだ空気を湿らせてくれるので、鼻から吸う方がよき。
また、(個人的な感覚で)上から空気が入る方が発声時にそのまま上から出す意識をしやすい。
が、物理的に、特に早い曲では、鼻の小さい穴から吸ってたら追い付かない部分もあるので口から吸ってもよい。
が、「吸い込む」ではなく、「肋骨を広げると空気が入ってくる」が理想。
です。
レ
リズムはバックボーン
何やら難しい言葉が出てきましたが。
レッスンでもリズムトレーニングを時々取り入れるんですが、まあぶっちゃけほとんどの人が上手くできない。
何が原因か。
よく料理に例えるんですが、アジア料理が食べたい。「なんかスパイスの効いた料理を作って」という。
でも相手がアジア料理を知らなければ、「スパイス?よし、七味を入れよう」となるかも分かりません。
「うーん、スパイシーだけど、そうじゃねんだよ」と
ボイストレーニングレッスンの組み立て方
ボイストレーニングレッスンで何をおこなっていくのか、どう組み立てていくのか、トレーナーになりたての頃は何が何だか分からず、とりあえず知っているエクササイズをただ順にこなしていくだけ。
僕も若かりし頃は「ここからどこに向かっていけばいいんだろう…」なんて思いながらレッスンをおこなっていたものです。当時の生徒さんには本当申し訳ない…
でもそうやって「なんだこのトレーナー、全然大したことないな」なん
hydeさんのカッコよさに学ぶ
すみません、タイトルが釣りになってしまってたら…
hydeさんはいちいちカッコいい。男性から見ても女性から見てもカッコいいし、こんなオジサンと20代の男の子の生徒さんと、レッスンで「昨日のMステ見た!?」とキャッキャ盛り上がれるほどカッコいい。
なぜあんなにもカッコいいのか。
以前、スッキリに出演された時、加藤浩次さんが、「どうやったらそんなにカッコよくなれるんですか?」と聞いた際に、考える
トレーニング以前にベストな体の状態を
ところでみなさんはトレーニング以外で気を付けていることはあるでしょうか?
以前にも似たようなことを書いたけど。
毎日腹筋をしてアイスをむさぼり食う不思議
トレーニングをするにしても、そもそもトレーニングの効果をアップさせるための日々のコンディショニングが重要なのである。
すんごく大雑把に言うと、血流をよくして筋肉に柔軟性を持たせておく。
大きく分けて3つ(ストレッチなど具体的な動きは置い