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通常の睡眠時間と比較して、短い睡眠時間(主に6時間未満)では腹部肥満のリスクが増加しますが、長い睡眠時間(8時間以上9時間超)では肥満のリスクはない。


今回の論文のポイント

通常の睡眠時間と比較して、短い睡眠時間(主に6時間未満)では腹部肥満のリスクが増加しますが、長い睡眠時間(8時間以上9時間超)では肥満のリスクはない。

睡眠時間と腹部肥満または体組成指標との関係を調査した前向きコホート研究の系統的レビューとメタ分析を実施した研究です。

ヘルスケアにおける睡眠の重要性についてのエビデンスの一つとして参考にしてみてください。

▽研究論文はこちら
Ali Kohanmoo et al.
 Obes Sci Pract. 2024 Jun 4;10(3):e772. Short sleep duration is associated with higher risk of central obesity in adults: A systematic review and meta-analysis of prospective cohort studies

過去から現在まで報告されてきた栄養や医学、健康に関する興味深い論文を紹介し、解釈を加えず共有しています。

ぜひ一次情報となる論文を調べていただき、皆様それぞれの考察と解釈で科学的根拠(エビデンス)を応用するきっかけになれば幸いです。

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