itoshigoto

仙台の毛糸屋、itoshigotoです。noteでは、家族のためにつくった服の記録をしています。フィルムカメラで写真も撮ります。 http://www.itoshigoto.net/

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仙台の毛糸屋、itoshigotoです。noteでは、家族のためにつくった服の記録をしています。フィルムカメラで写真も撮ります。 http://www.itoshigoto.net/

マガジン

  • フィルムカメラと写真のこと

    Olympus PEN D3, ContaxTでフィルム写真を撮っています。自家現像、自宅暗室での手焼きプリントも。

  • 毛糸屋itoshigotoのこと

    仙台にUターンして毛糸屋を始めた複業サラリーウーマンの話

  • なんてことない、まいにちの服

    かぞくのために作った服の記録です。

  • Color Project

    • 2本

    3人のクリエイターによる、色に関する交換日記です。 メンバーは、色と感情の関係を研究しているイラストレーターの下平晃道、 実際に毛糸を染めて販売している小山未紗(itoshigoto)、 そして、英会話をしながら世界の色文化に接し、絵を描いているただともこ(英会話One)です。

最近の記事

撮影2日、反省5日。自宅暗室のすすめ

自宅暗室を作って写真を焼くようになってから、ますます写真が楽しい。 私が写真を撮るのは主に家族と出かける土日なのだけど、暗室作業をはじめてから、平日にも写真を楽しむ時間が増えた。 撮影は土日、紙焼きは平日でも雨でも。 フィルムを1本撮り終わったら、まずは自分で現像する。乾いたら、ネガを切ってファイリングする。それからコンタクトシートを焼く。 それが乾いたらネガとセットにしてファイリングする。ここまで大体2,3日。 それから、コンタクトシートを毎日眺めては、次はどのコマ

    • 私は家族の思い出記録係、ママ。夜な夜なフィルムを現像して、写真を焼くよ。

      ハマると、とことんハマるタイプですか?わたしはそうです。 編み物をすれば、糸を染めてみたり、紡いでみたり。一通りやってみたくなる性格です。編み物に関しては一周して、やっぱり一番は「編む」のが好きで、商いとしては「糸を染めて売る」のがメインという結論。手染め糸のお店をやりながら、自分や家族の服を編んでいる、2歳児を育てる母でございます。 そんな人間がフィルムカメラで家族の写真を撮るようになって、2年ほど。幸い(?)機材(レンズ・カメラ)沼方面には向かっていないのだけど、モノク

      • 地元にUターンして毛糸屋を始めましたが、また東京に戻ってきました。

        この度、店主家族の都合により、仙台から東京に住まいを移すことになりました。Instagramにてお知らせした内容を、リンクなどで補足しながらnoteの方にも残しておきます。 スタッフ募集をしておりましたのでお気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが、仙台のお店は、スタッフさんにご協力いただき、運営を続けていくことにしました。(ご安心を😉) 単身赴任や、お店ごとの引越し、お店を畳むことも含めて様々なパターンを考えましたが、一番は、家族が一緒に暮らすこと。それから仙台のお店

        • 写真家の頭の中(石内都さんインタビューを観て)

          写真を撮ることが好き、写真プロジェクトに興味があるという人におすすめの動画。いや、写真好きに限らずおすすめ。 3年前にYoutubeにアップされた動画なので古いんだけど、今日偶然(というか、アルゴリズムの作為によって)わたしのYoutubeのトップ画面に出てきてくれた動画。写真家の石内都さんのインタビュー。(海外のチャンネルですが、インタビューは日本語です) 石内都さんについては「ひろしま」の作品をいろんなところ(メディア)で目にしたことがあって、お名前は知っていたけど、

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        • フィルムカメラと写真のこと
          6本
        • 毛糸屋itoshigotoのこと
          12本
        • なんてことない、まいにちの服
          12本
        • Color Project
          2本

        記事

          好きなことを仕事としてやり続けるために

          わたしは何がやりたいのか。何をして生きたいのか。 このお店を通して。わたしの人生で。 仙台にUターンして毛糸屋をはじめることにしたのが2020年の6月あたりだったから、もうちょうど4年になる。 コロナ禍で、自分が本当にやりたいことは何なのか、自分の人生を何のために使うのか考えた結果が、毛糸屋itoshigotoだった。当時わたしは社会人5年目、28歳で、「この先の人生全てをかけてすべきことを見つけた!」なんて達観していたわけではないけれど、その時点で真面目に考えた結果がこ

          好きなことを仕事としてやり続けるために

          ボタンが取れたら「なお」して着る

          もうすぐ2歳になる息子。アンパンマンが大好きで、最近やっと「バイキンマン」も言えるようになった。「ドキンちゃん」はまだ言えないし、「食パンマン」も言えない。「てんてんどんどん♪」は歌えるけど、「天丼マン」は言えない。 そんな息子が今日、取れたコートのボタンを「なお」してほしいと言った。 今年、保育園で初めて本格的な冬の保育を受ける息子のために縫ったウールのコート。ボタンは飾りボタンに大きなスナップにしたので、1歳児でも、脱ぐのは自分でできる。着るのは私がボタンを揃えてあげ

          ボタンが取れたら「なお」して着る

          もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて

          前回、新しいフィルムカメラで撮った雪の日の写真記事をまとめてから、noteの写真好き・カメラ好きの方々と繋がることができて、「早速越境してる!」と嬉しくなりました。読んでくださった皆さま、ありがとうございました。 さて、今日は、もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて、オンラインコースの受講を始めた話です。 アメリカのMITが作ったCourseraというMOOCs(大規模オンライン学習プラットフォーム)には、データサイエンス系の講座だけでなく、アート系の講座もあ

          もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて

          雪の魔法と、(フィルム)カメラの魔法

          「越境できるかもしれないから」色々書くとか言って、結局服作りの話しか書いてこなかったわけですが。最近迎えた新しい(といっても40歳近い)フィルムカメラでも、気に入った写真がようやく撮れるようになってきたので、今日は写真をメインに載せつつ、カメラの話を。 今日の写真たちは、仙台でも15cmくらいの積雪があった日に撮影したもの。カメラはContaxTという手のひらサイズのコンパクトフィルムカメラで、詰めたフィルムはフジカラー100です。 一番のお気に入りはこの一枚かな。36枚

          雪の魔法と、(フィルム)カメラの魔法

          機械編みとソーイングで、家族の服作り。

          最近編んだもの。子どものセーター。夫のカーディガン。カウルも夫のものになりつつある。 最近縫ったもの。自分のシャツ、夫のコート、自分のスカート。 なかなかちゃんとした写真を撮れないままだけど、どれもみんなの冬服になって大活躍してるよ。 セーターとカーディガンは機械編みで、プロセスをショート動画に残したから、それは偉かったねわたし! 良かったらインスタでリール見てください🧶 あ、セーターはYouTubeもある! YouTubeでは、12月はまたvlogmasをやってい

          機械編みとソーイングで、家族の服作り。

          着れない2着からリメイク1着

          本日の10分お直し。 去年、息子が0歳の時におばあちゃんに買ってもらった、101匹わんちゃんのアクリルのセーター。 ロンパース型だったからすぐ小さくなるとは思ってたけど、切って着せればいいかと思っていたやつ。 切って折り返すと長さが足りなくなりそうなので、リブを足すことにした。 リブには、リメイク材料として取っておいたブラトップが使えそう! やっぱり白か黒かなあと思ったので、真っ黒のリブが見つかってラッキー。 まずはロンパースのお股のところをカットして ブラトップの

          着れない2着からリメイク1着

          夏の準備のリメイクTシャツ

          GWに沖縄に行く前に、子どものTシャツを2枚縫いました。数年前までママ(わたし)とパパ(夫)が来ていたTシャツをリメイクして、まるで小さなわたしたちみたいな坊やの誕生。 1枚目は、2016年ごろにユニクロから出ていたSOU・SOUコラボの夫のTシャツから。裾に合わせてパターンをカットしたので、裾のタグとプリントを生かすことができました。裾の布端の処理もしなくて良いしね!ネックバンドは緑色のよく伸びるスパンテレコを新たに取り付けて。 パターンは1枚目も2枚目もMisusu

          夏の準備のリメイクTシャツ

          100分の3色ラグランセーター

          2月に編んだ機械編みのセーター、サプライズにしようと思っていたのでどこにも記録しておらず、今更ですがnoteにまとめておきます。 長年勤めたジーンズ屋さんのお仕事を引退する父への、サプライズプレゼントのプロジェクト。 父には今までにも靴下とかスヌードとか編んだものをプレゼントしたことはあったけれど、服屋の仕事をやめたら、お店で扱っている服以外もたくさん着られる思うと、やっぱりウェアを編みたくなったのでした。(とはいえ、ウェアって編むの大変じゃないですか。好みの問題もあるし

          100分の3色ラグランセーター

          なんとかするさの精神で

          ソーイングは、一度間違えたらやり直せないから、ざっくりとした性格の自分には向いていない、と長いこと思っていた。 ところがどっこい最近は、その制約を楽しんでいる自分がいる。 失敗したら(失敗というのは、サイズが合わなかった、というケースが多い)、そこからなんとかして着れるものを作れないか、知恵を絞るのが楽しい。 失敗その一。 子どものトレーナーを縫った。あとは裾の仕上げだけ!というところで念のため持って帰って着てみてもらったら、頭が入らない!! 9ヶ月の健診で既に49セ

          なんとかするさの精神で

          スカートとパンツからのリメイク

          ずっとリメイクしたかったデニムのロングスカートにハサミを入れた。 ニットのレギンスでは暑くなってきたこの頃なので、息子の春夏用ズボンに。 こうやってみるとバランス悪くないかと思ってたけど、履かせてみるとポケットの位置はもっと上の方がよかったみたい。 股下ゆったりダボダボ履くシルエットなのに、重心間違ってたな。 パターンはこちらの本から。 サイズは90にしたら、今の息子には大きすぎた。 後日作ったこちらは80サイズで。これもまだ折り返して履いてるからしばらく履けそう

          スカートとパンツからのリメイク

          繰り返し繰り返し

          同じパターンで何枚も縫う、同じパターンで何回も編むーー以前は、繰り返し同じものを作るのは苦手〜と思っていたけど、最近は同じものを繰り返し作っていることが多いし、それを楽しんでいる。 同じ、と言っても、前回作ったものとは色や素材を変えたり、サイズや作り方を改善したりしているので、全く同じではない。 全く新しいパターンに挑戦するのも楽しいけれど、ひとつを極めて、これだ!というところまで微調整できるのも手作りの楽しいところじゃないかな。 自分の服や夫の服を、ユニフォームのよう

          繰り返し繰り返し

          越境できるかもしれないから、色々書いてもいいですか?

          noteをちょこちょこ書き始めて、面白いなと思うこと。 私はいつも毛糸屋としてSNSを利用しているので、編み物好きの方と繋がることが多いのだけど、noteでは編み物しない方とも繋がりやすいんじゃないかしら。 ハッシュタグをつけているので、そこからおすすめされたりしているのかな。編み物や服作りの話を書いていても、実は違った興味関心の人にも刺さる記事があったりするかもしれない。InstagramやYoutubeだと、編み物どまんなかの話や写真ばかりなので、そうはいかない気がする

          越境できるかもしれないから、色々書いてもいいですか?