繰り返し繰り返し
同じパターンで何枚も縫う、同じパターンで何回も編むーー以前は、繰り返し同じものを作るのは苦手〜と思っていたけど、最近は同じものを繰り返し作っていることが多いし、それを楽しんでいる。
同じ、と言っても、前回作ったものとは色や素材を変えたり、サイズや作り方を改善したりしているので、全く同じではない。
全く新しいパターンに挑戦するのも楽しいけれど、ひとつを極めて、これだ!というところまで微調整できるのも手作りの楽しいところじゃないかな。
自分の服や夫の服を、ユニフォームのように布違いで作れたら、お気に入りの着心地と新鮮な気持ちを両立できるだろうし、子ども服も、成長にあわせてサイズ違い、布違いで作っていけたら良いな。
最近つくったものだと、子どものレギンスは編み機で3枚編んだ。もちろん最初にゲージを取って、完成サイズを計算して編んではいるけれど、出来上がったら実際のサイズをちゃんとはかって、またそれを2枚目に活かした。3枚目は、2枚目までのレギンスのどこがキツくなって短くなったのかを見て、サイズを大きくして編んだ。
子どもと一緒に成長するパターン、面白い。
今週は、靴下編み機で靴下を編むのを久しぶりに特訓していて、2日で2ペア靴下を編んだ。靴下は、手編みでは今までにもう何足編んだかわからないくらい編んだので、自分サイズを編むのならほとんど確実に満足のいくものが編めるようになった。それが機械だとまだそうはいかない。だから、編んだ靴下のデータをきちんと記録して、次の一足に活かして試す、その繰り返し。明日も、5段減らして1足編むんだ。案外この繰り返しが楽しい。多分、仮説を立てて、あーだこーだやってみて、うまく行くか試すのが結構好きなんだ。
今年は編み機の年になりそうだけど、家庭用編み機だけじゃなくて、靴下編み機でもたくさん編みたい。靴下100足編みたい!そして100足編む頃には、自分のサイズはもちろん、他の人のサイズでも、狙ったサイズをばしっと編めるようになっていたい。
靴下編み機で編んでる動画