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撮影2日、反省5日。自宅暗室のすすめ

自宅暗室を作って写真を焼くようになってから、ますます写真が楽しい。

雨戸のある家は便利ね
現像用品を入れているIKEAの箱にバットがぴったり

私が写真を撮るのは主に家族と出かける土日なのだけど、暗室作業をはじめてから、平日にも写真を楽しむ時間が増えた。
撮影は土日、紙焼きは平日でも雨でも。

フィルムを1本撮り終わったら、まずは自分で現像する。乾いたら、ネガを切ってファイリングする。それからコンタクトシートを焼く。

それが乾いたらネガとセットにしてファイリングする。ここまで大体2,3日。

それから、コンタクトシートを毎日眺めては、次はどのコマを焼こうかと考える。撮ったときのことを思い出しながら、露出のばらつきを見て反省会をしたり。撮影2日、鑑賞/反省5日の繰り返し。

ちなみに、Olympus Pen D3で撮ったハーフサイズの写真なら、1コマずつ焼くのか、2コマ並べて焼くのかも考えることになる(この問いは現像したネガをカットする時から始まっている、、!)。

私は、現像とスキャンをお店任せにすると、データが届いた時は嬉しくてすぐ見るのだけど、そのあと写真をじっくり見返すことは少ない。それが、自分でプリントすることが待っていると、何回もネガ(というかコンタクトシート)を見返すことになるから良いなと思った。

あと、コンタクトシートはフィルム1本分全てを同じ設定で紙に焼くので、ネガの濃さの違いがコマごとによくわかるのも良い。お店で補正してもらったデータをもらうよりも、勉強になる。

そして、焼いた写真を干して寝て、次の日乾いたのを回収したら、プリントの出来をたしかめて、何枚かバージョン違いで焼いたものを見比べる。並び順を考えながらアルバムにしまう。

もちろん平日でも出かける時は必ずカメラを持っているけど、そもそも出かけることも少ないので、撮影後に写真をじっくりおうちで楽しめる手段ができたのは、嬉しいことよ。


・・・
おまけ: 今日勉強になった動画。

カラーの引き伸ばし機でコントラスト調整するとき、別途フィルターいらないんだーって。

こちらは作品として仕上げるまでの思考を聞けるので勉強になる。独学なので、こういう作業動画を色々見て学びたい。

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