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フィルムカメラと写真のこと

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Olympus PEN D3, ContaxTでフィルム写真を撮っています。自家現像、自宅暗室での手焼きプリントも。
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撮影2日、反省5日。自宅暗室のすすめ

撮影2日、反省5日。自宅暗室のすすめ

自宅暗室を作って写真を焼くようになってから、ますます写真が楽しい。

私が写真を撮るのは主に家族と出かける土日なのだけど、暗室作業をはじめてから、平日にも写真を楽しむ時間が増えた。
撮影は土日、紙焼きは平日でも雨でも。

フィルムを1本撮り終わったら、まずは自分で現像する。乾いたら、ネガを切ってファイリングする。それからコンタクトシートを焼く。

それが乾いたらネガとセットにしてファイリングする。

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私は家族の思い出記録係、ママ。夜な夜なフィルムを現像して、写真を焼くよ。

私は家族の思い出記録係、ママ。夜な夜なフィルムを現像して、写真を焼くよ。

ハマると、とことんハマるタイプですか?わたしはそうです。
編み物をすれば、糸を染めてみたり、紡いでみたり。一通りやってみたくなる性格です。編み物に関しては一周して、やっぱり一番は「編む」のが好きで、商いとしては「糸を染めて売る」のがメインという結論。手染め糸のお店をやりながら、自分や家族の服を編んでいる、2歳児を育てる母でございます。

そんな人間がフィルムカメラで家族の写真を撮るようになって、2

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写真家の頭の中(石内都さんインタビューを観て)

写真家の頭の中(石内都さんインタビューを観て)

写真を撮ることが好き、写真プロジェクトに興味があるという人におすすめの動画。いや、写真好きに限らずおすすめ。

3年前にYoutubeにアップされた動画なので古いんだけど、今日偶然(というか、アルゴリズムの作為によって)わたしのYoutubeのトップ画面に出てきてくれた動画。写真家の石内都さんのインタビュー。(海外のチャンネルですが、インタビューは日本語です)

石内都さんについては「ひろしま」の

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好きなことを仕事としてやり続けるために

好きなことを仕事としてやり続けるために

わたしは何がやりたいのか。何をして生きたいのか。
このお店を通して。わたしの人生で。

仙台にUターンして毛糸屋をはじめることにしたのが2020年の6月あたりだったから、もうちょうど4年になる。

コロナ禍で、自分が本当にやりたいことは何なのか、自分の人生を何のために使うのか考えた結果が、毛糸屋itoshigotoだった。当時わたしは社会人5年目、28歳で、「この先の人生全てをかけてすべきことを見

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もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて

もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて

前回、新しいフィルムカメラで撮った雪の日の写真記事をまとめてから、noteの写真好き・カメラ好きの方々と繋がることができて、「早速越境してる!」と嬉しくなりました。読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

さて、今日は、もっと写真の話が読みたくて、聞きたくて、知りたくて、オンラインコースの受講を始めた話です。

アメリカのMITが作ったCourseraというMOOCs(大規模オンライン学

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雪の魔法と、(フィルム)カメラの魔法

雪の魔法と、(フィルム)カメラの魔法

「越境できるかもしれないから」色々書くとか言って、結局服作りの話しか書いてこなかったわけですが。最近迎えた新しい(といっても40歳近い)フィルムカメラでも、気に入った写真がようやく撮れるようになってきたので、今日は写真をメインに載せつつ、カメラの話を。

今日の写真たちは、仙台でも15cmくらいの積雪があった日に撮影したもの。カメラはContaxTという手のひらサイズのコンパクトフィルムカメラで、

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