オカヒジキのイタリアンレシピ5種
なんとなく日本っぽい食材と思っていたので、イタリアで見つけた時はおどろいたオカヒジキ。
イタリアでは「アグレッティ」と呼ばれ、他の野菜と比べるとお値段若干お高め。
そんなわけで今年はみんなの畑にオカヒジキのタネを蒔きました!
うまく育つか、乞うご期待(笑。
イタリアでは旬の時季、早春から夏前までしか出回りません。
イタリアではどんなふうに食べられているのか、5つのレシピを紹介します。
いずれも日本で入手できる食材ばかり。
ぜひ、お試しください。
1.もっとも一般的でシンプルな食べ方
5分ほど塩茹でにしたオカヒジキにオリーブオイルとレモン汁をかけるだけ。
出始めのオカヒジキはまずこんなふうにして味わいます。
日本のおひたし感覚かな。
2.おふくろの味フリッタータ
フリッタータはイタリア版のオムレツですけど、感覚的には卵とじみたいなもの。
季節の野菜をクッタクタに茹でて具にすることが多いです。
イタリアのおふくろの味的な存在。
1.塩を入れたお湯でオカヒジキひとつかみを3~4分茹で、よく水分を絞る。
2.刻んだベーコン少々と一緒にオリーブオイルでソテー。
3. ボウルに卵2、3個を割り入れ、塩コショウ。そこへ冷ましたオカヒジキを混ぜ、 フライパンで両面こんがり焼いたら出来上がり。
※ベーコンを使わない場合、3で粉チーズを加えても。
3.ポテトと一緒におしゃれな前菜
1.皮をむいたポテトを5ミリほどの厚さに切って15分ほど塩茹でに。やわらかくなり過ぎないように注意。
2.水気をふき取り、溶けるタイプのチーズを乗せてオーブンかトースターでチーズが解けるまで焼く。
3.オカヒジキは4、5分塩茹でにしたら水気を切り、塩、コショウ、オリーブオイルで和えておく。
好みでにんにくみじん切りを加えてもOK。
4.オカヒジキをきれいに小さく巻いて、ポテトの上に乗せ、バジルの葉を飾ったら出来上がり。
4.オカヒジキとアンチョビのパスタ
私がいちばん好きなオカヒジキのレシピです。
オカヒジキが出回る期間、ずっと作り続けてるかも(笑。
1.海水程度の塩かげんでオカヒジキを2、3分茹で、水気を切る。
2.オカヒジキを茹でたお湯でパスタを茹でる。
3.フライパンに、オリーブオイルとニンニクを入れ弱火にかけ、香りが出てきたらオカヒジキとアンチョビを入れソテーする。
4.アルデンテに茹でたパスタをフライパンに移し、茹で汁少々と一緒によく絡めたらできあがり。
5.お皿に盛りつけ、上からレモンの皮を削ってかけるとものすごく美味しい。
ノーワックスの国産レモンがなければ……
黒コショウたっぷりバージョンもすごくオススメ!
5.オカヒジキとトマトの炒め物
1.オカヒジキを5分ほど塩茹でして水気を切る。
2.フライパンにオリーブオイル、半分に切ったプチトマト、黒オリーブ、オカヒジキを入れて中火で炒める。
3.火を止め、バジルの葉をちぎって混ぜたら出来上がり。お好みで松の実をトッピングしても。
以上、何となく「和」なイメージのオカヒジキですけど、りっぱなイタリア料理になるレシピでした。
Buon appetito ぼなぺてぃーと!