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『自分に気づく心理学』を読んで分かったイライラ・不機嫌の心理的な理由について|本書の感想を忖度なしで綴りました
Kindle Unlimitedで本を読んだのでそのご紹介です。タイトルは「自分に気づく心理学」です。自分のことって意外とわかってないですよな?あ、これ自分だけ?少なくとも理解度が低いと思っているので本書を読んで気づいたことを書いてみました。
今日の本は、自分にはあまり合わない本だったのかもしれません。少し辛辣なことも書いているかもしれませんが、これは読んだ自分の正直な感想ということです。人によって感じ方は変わると思いますので、忖度ない感想ということでよろしくお願いします。
一見理不尽な行動をされる方の真相理由がわかる本
人が生活していると、ふと良く思うことがあると思います。例えば、「なぜ自分は人づきあいが苦手で苦しい」と思うのだろうか。また、「ご厚意に甘えてよいのだろうか、それとも断るべきだろうか」などでです。
他人の行動を見ていろいろと感じることもあります。例えば、「あの人はいつもイライラしているけどなぜ?」とか、「うちの旦那は思い通りならないと、癇癪を起してしまい暴走する」などです。人の考えはそれぞれあり、まぁ、生きているといろいろとあるわけです。
そんな、ちょっと難しい心理状態が何故起きるかということに対して本書は、その原因を丁寧に教えてくれます。
なぜ、自分には理解不能な思いになるのか、はたまた、あの人の行動は理解できないというときに、その人の深層心理を本書では良く描いてくれてます。
読む人によっては苦しくなる本
本書のタイトル通り「自分に気づく心理学」ということから、かなり思いっきり心理を掘り下げてきます。自分がすぐイライラするタイプだとすると、書いてある内容はかなり当たるようです。
それゆえに、読んでいて苦しくなるケースもあるようです。
少しネタバレですが、本書によるとすぐイライラする原因は、「甘え感情」と密接に関係しているようです。子供の頃に甘えることができないと、大人になって甘えの感情を処理することができず、何か自分の思い通りにならないと、そのことに対して過度に苛立ったり、不機嫌になったり、さらにそのことで攻撃をすることがあるようなのです。
つまり、幼き頃の境遇も関係しているようなのです。読んでいると自分がタイムスリップしたかのように、当時を思い出してしまうかもしれません。
原因は分かったけど、解決方法がわからない
これは、本書を読んで自分が思った率直な感想です。
本の中での原因究明はとても詳しく納得する点も多々ありました。しかし、読んでいたらモヤモヤした思いがだんだんと大きくなっていきました。最初その原因がわからなかったのですが、だんだんとその理由がわかってきました。それは答えがあまり書かれていないことです。
こうした本は、原因を見つけた後、解決の糸口だったり提案だったりと共にあることが多いのではないでしょうか。しかし、本書にはないのです。正直原因はわかったけど、どう対処していこうか?という点は不安が残りました。ただ、答えのないのも世の中の真理かもですが、読後感はあまりスッキリとしたものではなかったです。
また、表現ももう一工夫欲しかったです。アレクサに読んでもらったせいもあるかもしれませんが、聴いていると頭に入ってこないことがあります。なんでかな?と考えてみたところ、どうやら、「これ」「それ」「あれ」の指示代名詞がすごく多いのです。あまりに多いので「それ」が何を指す「それ」なのか分からなくなることがよくありました。
もう1点は冗長表現が多いということです。たぶん1行で済むことを、言葉を変えて3回くらい書いている感じです。評価を見ると、反復してよいという反面、表現がくどいという評価に2分されていました。これは個人による好みの別れがありそうです。
個人的には、もう少し端的に書いても良いのかなと思いました。
あ、なんかすみません。一応この点は書いておかないと、手にした人にとってふさわしくないこともあるので・・・。一応です。
しかし、総じて人の心理形成の探求の点ではすごく参考になる1冊だと思いました。
3行日記:土日は忙しかったです
昨日の記事にも書きましたが、昨日は急な予定が入って忙しかったです。しかし無事乗り切りました。また、平常運転にボチボチと残ってまいります。
地域の付き合いも、若いころは面倒なことばかりと思ってましたが、年を重ねると必要があるからやっているんだなと分かってきました。
もちろん、昔はやりすぎだったことは確かでしたが、そんな時代でした。
このそんな時代という意味は、時代に合っていたという意味です。通信手段が発達した現代ではやり過ぎだったということではないでしょうか。
1年前:noteの月間ビューについて書いていたようです
noteのダッシュボードには、週間ビュー、月間ビュー、年間ビュー、全期間とありまして、その週間ビュー、月間ビューについてまとめた記事です。
だから何?という内容ではありますが、読んでいただけると月間ビューで見たときに、月によって増減がある理由がわかると思います。結論は1か月の日数差ですが、1日でも割と大きいのですよね。
掘り起こし:『反応しない練習』という本からイライラしない方法を学びました
今でも、多少イライラすることはありますが、昔よりも減ったような気がします。それは、本書のおかげかと思います。
イライラするということは、相手の言動に過敏に反応している証であり、「本来〇〇なのに△△ということは、どういうことだ!」という状態のようです。
しかし、冷静に考えるとそれは自分の基準であって相手の基準ではありません。自分の基準が万人に対して正しいかといえばそうではないと思います。
冷静に考えると、考えはいろいろあってしかるべきで、そこでそうではないと判断してしまうと苦しみが始まります。むしろ、そういうこともあると受け入れて、そこからさてどうしようか?と考える方がより建設的のようです。
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