マガジンのカバー画像

第三次鬼木フロンターレを読み解く

23
「鬼木フロンターレとは何だったのか」から、第三次鬼木フロンターレとなる2023年と24年の2シーズンをまとめたものです。7つ目のタイトルとなる23年の天皇杯制覇、そしてラストシー…
¥2,000
運営しているクリエイター

記事一覧

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.87〜勇者とは勇気ある者であり、信念を持って…

「自分たちらしく戦おう」  オフ明けとなった12月6日の練習前チームミーティング。 川崎フロ…

300
いしかわごう
1か月前
16

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.86〜カウントダウンが始まった指揮官との別れ…

2024年限りでの鬼木達監督の退任が決まり、さらにタイトル争いもなし。クラブは、ここ数年に経…

200
いしかわごう
1か月前
13

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.85〜退任が決まった指揮官が、あのときに語っ…

 ルヴァンカップは準決勝敗退となりました。 第1戦を1-4というスコアで終え、Uvanceとどろき…

300
いしかわごう
1か月前
9

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.84〜4-4-2システムで躍動し始めた2トップと、…

 第32節のアルビレックス新潟戦は5-1で勝利。 今シーズンのベストゲームとも言える大勝でし…

300
いしかわごう
1か月前
10

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.83〜「残留争いしたシーズンだったのか」とい…

 2024年シーズンを振り返った際に、答えに困る問いがあります。  それは「この年は残留争い…

200
いしかわごう
1か月前
12

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.82〜かつての鬼木フロンターレにあったけど、…

リーグ4連勝をかけた横浜F・マリノス戦は1-3で敗戦。 チームとしては9試合ぶりの黒星となり…

300
いしかわごう
1か月前
9

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.81〜怒涛の3連勝。新しいフロンターレで、また強くなる。

この時期、リーグ戦5試合連続引き分け。勝利からは6試合見放されています。 リードしているのに勝ち切れない試合が続く苦しい時期でしたが、柏レイソル戦からチームは3連勝。その3連勝目となったFC東京戦は3-0の完勝です。 3試合連続2得点の山田新や、復帰後からアシストを記録した三浦颯太、パリ五輪帰りの高井幸大といった若い力が躍動しつつも、大島僚太がピッチに帰還。中盤でその意図に呼応する脇坂泰斗や家長昭博がいることでチームは、相手を見てサッカーをするという「かつてのフロンターレ

¥300

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.80〜大島僚太、354日ぶりの帰還。5試合連続引…

 今シーズンのリーグ戦は38試合です。 その折り返しとなる19試合を終えました。5月の第11節(…

200
いしかわごう
1か月前
9

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.79〜2試合連続逆転負けで家長昭博が語ったこ…

 ガンバ大阪戦は1-3の逆転負け。 サガン鳥栖戦に続き、これで2試合連続での逆転負けです。 …

300
いしかわごう
1か月前
13

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.78〜ストライカーには自分の「格」を上げる仕…

 浦和レッズ戦は3-1で勝利。 5月は全部勝つことを合言葉にしていましたが、続くアビスパ福岡…

200
いしかわごう
1か月前
12

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.77〜4試合連続無得点。もがきながら進んでい…

ここ2シーズンぐらい、試合を見ていて感じていることがあります。それは、あまり相手を見てサ…

200
いしかわごう
1か月前
10

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.76〜指揮官の決断。そしてシステムに命を吹き…

リーグ3連敗で迎えた等々力でのFC東京戦。この多摩川クラシコで、鬼木監督は長年採用していた…

300
いしかわごう
1か月前
7

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.75〜8年6か月ぶりに喫した鹿島戦の黒星。そし…

敵地での開幕戦を逆転勝利で飾りました。 続く第2節のジュビロ磐田戦は、リーグのホーム開幕…

300
いしかわごう
1か月前
12

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.74〜ラストシーズン、始まる。

2024年シーズンの振り返りに入りました。 鬼木フロンターレの8年目・・・・いよいよラストシーズンです。 前年の23年は天皇杯のタイトルを獲得。シーズンをまたいだACLでは、グループステージを無敗で首位通過しました。リーグ戦は8位で終わったものの、10月から公式戦12試合負けなしで駆け抜けたことで、「川崎フロンターレ強し」という存在感は示したシーズン終盤だったと言えます。  しかし、年明けの脇坂泰斗は危機感を強めています。チームが始動して間もない日の練習後、力を込めてこ

¥200