日本各地の初夏を味わう“食の旅”をINTERSECTで
毎回ご好評をいただいているディナーコースメニューが初夏のコースとなりました。日本各地から選りすぐりの旬の食材を集め、クリエイティブな発想と丁寧な手仕事で全9皿のディナーコースに仕上げました。今回はその中から5皿をご紹介します。INTERSECTで、季節を味わう“食の旅”はいかがでしょうか?
「ホワイトアスパラ 桜エビ 鰹」
最初にご紹介するお皿は前菜の「ホワイトアスパラ 桜エビ 鰹」です。ごく限られた期間にしか採れない希少なホワイトアスパラをボイルし、土に見立てた乾燥ブラックオリーブに植えた状態でお持ちし、テーブルにてお皿にサーブします。
鰹出汁と卵黄で仕上げたやさしい味わいのオランデーズと、オイルで香ばしさを引き出した桜エビ、2種類のソースでお楽しみください。
「のどぐろ 筍 しいたけ」
魚料理には、高級魚としても知られるのどぐろの中でも、特に最上級の長崎県産「紅瞳」ブランドを使用。
皮目をパリッと香ばしく炭火で焼き上げたのどぐろは、良型のものならではのジューシーな脂のうまみがご堪能いただけます。
添えられるのは、力強いのどぐろに負けないうまみを持つ徳島県産プレミアムしいたけ「天恵菇(てんけいこ)」で作った発酵しいたけと、ぬかで炊いたのちに鰹出汁に浸し、ローストした筍。
天恵菇の乾しいたけの出汁のスープとともに、最後の一滴までお楽しみください。
「蝦夷鹿 にら クレソン」
肉料理は、きめ細やかでやわらかい蝦夷鹿のローストです。
イタリア産のトリュフを加えたニョッキと黄ニラのソテーを付け合わせに。
鹿肉料理の定番ともいえる濃厚でスパイシーなポワヴラードソースとクレソンのソースを添え、フレッシュなサマートリュフを削ってご提供します。
INTERSECTではちょっと珍しい、クラシカルなフレンチスタイルの一皿です。
「タリオリーニ ウニ からすみ」
パスタは、卵黄だけで打った自家製タリオリーニを、利尻昆布の出汁とオイルのソースでお召し上がりいただきます。
北海道産のバフンウニをトッピングし、ボラ子を塩漬けして乾燥・熟成させた自家製のからすみをふりかけました。
「いちご ヨモギ カマンベール」
コースの最後を飾るのは、濃厚な味と華やかな赤色が特徴の奈良県産いちご「古都華(ことか)」と、日本の原風景を思わせるヨモギのアイスクリームを組み合わせたデザートです。
ヨモギのアイスクリームの下には日本酒のジュレを敷き、カマンベールと蜂蜜のムースをかけました。低温で板状に焼き上げたサクサクのメレンゲを砕きながら、ご一緒にお召し上がりください。
素敵な物語のように展開する一皿一皿の連なりで、日本各地の今を味わう“食の旅”を体験しに、ぜひINTERSECTにお越しください。