頑張れ！頑張れ！と急き立て檄を飛ばしていませんか？

職場でよく見る光景の一つに「上司や経営者が、何とか目標達成をめざして、社員に向かって『頑張れ！頑張れ！』と声かけをする」というものがあります。

月末に近づくと目標達成の為の追い込みが始まり、何とか月の目標は達成します。しかし、次月が始まればまた同じように目標達成へ向かって労力を押し込む。これが繰り返される中で、現場は疲弊していませんか？

これは、多くの会社で見られる誤った管理法です。
そのような事態が続くと、会社員は倦れ果て、最悪の場合は心身が崩れ、健康を壊してしまいます。これはいわゆる「昭和の格闘義」や「精神論」がいまだにしみついていることの証拠です。

人間はそれほど便利な存在ではありません。身体は限界を越えた負荷を受け続けることで壊れるのです。これは運動やレース、さらに武道の程度に関係なく、自然の真理です。下記にいくつかの例を提示します。