#ノンフィクションが好き
スマホに映した古地図片手に京都の酒場巡り~加藤政洋著『酒場の京都学』~(改訂版)
京都には酒を飲める店が多い。
花街、老舗京料理をはじめ、和食・洋食・多国籍・無国籍……、ビアホール、バー……
そんな店を紹介するガイドブック、グルメ本、口コミサイトや個人のSNSの投稿なども数多く、また、それらの店を実際に渡り歩く探訪記の類まで存在する。
そういったガイドブック片手に京都を巡るのもいいが、古地図片手に「かつての京都」に想いを馳せながら酒場を巡ると、また違った楽しみができるのではない
10月1日は「日本酒の日」。あえて「微生物」のはなし
『日本の國酒である日本酒を後世に伝えるという思いを新たにするとともにとともに一層の愛情とご理解をと言う願いを込めて』、日本酒造組合中央会が1978年に定めた歴史ある記念日である。
(出典:「全国一斉日本酒で乾杯!」ホームページ)
「日本酒」とは「日本で醸したお酒」という単純なものではない。そもそも日本でしか醸せないのだ。
何故か?
日本酒を醸すのに必要な麹菌「ニホンコウジカビ」が、その名のとおり