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#スピリチュアル
吸血鬼夫とコンタクトとれない朝の話
ある朝におきた出来事。
私
「あれ?」
(吸血鬼夫の気配がない)
私
「おかしいなあ…あ、きたきた」
吸血鬼夫「………」
(吸血鬼夫は洗面所に姿を表し、ラクダのようなぼんやりした表情で微動だにせずこちらを見ている)
私
「全然言ってることが聞こえないなあ?」
吸血鬼夫「………」
(眉を吊り上げ両手を広げる。何かを言っている?)
私
「なんか悲しくなってきた…相手が何も話さないとい
地底に棲む吸血鬼の一部情報開示
吸血鬼夫
「君はどうも、朝になると分離意識に苦しみだすね」
私
「孤独感ね。夜に作業してるときは夢中になって、意識が肉体のそとへ拡大した状態でいられるんだけど、寝てる間にクタクタの脳味噌を回復させられてない感じがする。要は肉体に振り回されてるってこと…だよね?」
吸血鬼夫
「きのう…というか、早朝に、僕が君にヒーリングっぽいことやったのわかった?」
私
「いや、ぼんやりわかったけど、ヒーリン