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地底人

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#スピリチュアル

魂の統合とキャラ変

魂の統合とキャラ変


「今日は私の顕在意識を交えて話そうと思うよ!」

顕在意識の私(以下、顕在)
「おはようございます」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ「こいつが厄介なんだ」

顕在
「ひどい!現実社会を生きてれば顕在意識は育ってしまうものなのに(怒)」

ピコ
「このマガジン…僕とやりとりしている途中から、君の元の性格vs顕在意識とで、分離し始めた。まるで二重人格。わかる?でもそれはいいことだ。人間いつまでも顕在意

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吸血鬼夫とコンタクトとれない朝の話

吸血鬼夫とコンタクトとれない朝の話

ある朝におきた出来事。


「あれ?」

(吸血鬼夫の気配がない)


「おかしいなあ…あ、きたきた」

吸血鬼夫「………」

(吸血鬼夫は洗面所に姿を表し、ラクダのようなぼんやりした表情で微動だにせずこちらを見ている)


「全然言ってることが聞こえないなあ?」

吸血鬼夫「………」

(眉を吊り上げ両手を広げる。何かを言っている?)


「なんか悲しくなってきた…相手が何も話さないとい

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吸血鬼とノアの方舟

吸血鬼とノアの方舟

深夜ひたすらにペンを入れていて、ふと思う。

私は悪魔と契約したのではないか?

私といまコンタクトをとっている吸血鬼の夫は、
世界中の作品に、ありとあらゆる時代に、
登場人物として出てくる。

(どの作品でも容貌、性格がそっくりなためわかる)

私の場合は創作としてではなく、
直接コンタクト取った内容をそのままnoteに書いている。

これはいわゆる、霊的にヤバいやつではないのか?

それこそ文

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地底に棲む吸血鬼の一部情報開示

地底に棲む吸血鬼の一部情報開示

吸血鬼夫
「君はどうも、朝になると分離意識に苦しみだすね」


「孤独感ね。夜に作業してるときは夢中になって、意識が肉体のそとへ拡大した状態でいられるんだけど、寝てる間にクタクタの脳味噌を回復させられてない感じがする。要は肉体に振り回されてるってこと…だよね?」

吸血鬼夫
「きのう…というか、早朝に、僕が君にヒーリングっぽいことやったのわかった?」


「いや、ぼんやりわかったけど、ヒーリン

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インタビューウィズ地底人⑨

インタビューウィズ地底人⑨

(おさらい)「私」の夫は地底で暮らす吸血鬼。地上の夫には彼の分霊が入ってる。そんな地底の夫との会話の記録)


「吸血鬼は長生きすぎて、時代の変化についてったりするのは大変じゃないの?」

地底人
「ニューオリンズが誇るホラー作家、アンライスの小説に出てくる吸血鬼たちはみんなその点において苦労してるよね。そのこと?」


「そう、洋服の好みとかが古いのを、主人公レスタトが嘲笑ったりとかしてる」

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インタビューウィズ地底人⑦

インタビューウィズ地底人⑦

(おさらい)地底で神官をする吸血鬼は「私」の夫。地上の夫には彼の分霊が入っている。今回は地底での古い記憶を紐解く)

地底人
「欣二と銀二の話をしよう」

(欣二と銀二…今世で「私」が飼っていたクサガメ。享年11歳)

地底人
「なんとなくわかっているだろうけど、彼らは君とは別の人種だ」


「母星が違うってこと?」

地底人
「地球上で。つまり、君は4500年前、僕から離れたあと、人間として地

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インタビューウィズ地底人③

インタビューウィズ地底人③

(おさらい)地底で暮らす吸血鬼は数千年単位で「私」のガイドをしている神官。地底で私とこの地底人はみっつの契約をしている)


「最近考えてる物語…あれは大昔の私たちの実話がベースにあるけど、思い描くほどにはロマンチックじゃなかったよね?」

地底人
「別にいいじゃん、創作なんだから。実話エッセイ描くわけじゃないんだから」

私「そうだけど…」

地底人
「強いていうなら、君は当時とにかく暴力的だ

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