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井出崎・イン・ザ・スープ
2019年5月14日 10:50
僕、結構運命の人とか信じちゃってるんですよね。運命って引力だと思う。ピンときて引っ張られて、なんかよくわからないけれどその人のことを考えるとモヤモヤする。顔が良いとか性格が良いとか食事をするときにスマホをいじらないとか、そういった様々な要素が積み重なった結果なんだろうけど、僕は運命を信じています。そうじゃないと説明がつかないことって色々あるじゃないですか。好きな子とLINEでやりとりし
2019年3月19日 23:15
明日になれば君は来てくれるかもしれない、なんて歌を大学一年生の頃に作った。そのフレーズは、「きっと不安も痛みも知らなかったなら今より好きだとうまく言えるんだろう」なんて風に繋がった。好きな人の話がしたくてしょうがなかった頃だ。何となく春になると、無性にあのイントロのコードが鳴らしたくなる。
2019年1月6日 21:50
僕は冬の寒さを忘れます。毎年冬の寒さを思い出しながらこの季節を迎える。というのも、冬が本番になるころに、あれ、冬ってこんなに寒かったっけ、なんて言いたくないでしょう?寒さが嫌いなので、せめて気持ちだけでも準備がしたい。冬も最初は調子が良い。12月、暦の上では立派な冬だ。あれ、こんなもん?お前の実力こんなもんだったっけ?そんな余裕をかましつつも、冬も半ばになれば本気を出しはじめる。あれ、とん
2018年11月9日 21:00
君の髪を撫でる。普段なら触らせてくれない、君の髪だ。張りのない表情、少し口を開けて寝息を立てる君はとても無防備で、ひいき目にみても正直なところ、可愛いとも綺麗とも言えない。いつもの方がよっぽど良い。ただ、とても愛おしいとは思う。だから、触れたくなる。出来るだけ控えめに、君を起こしてしまわないように。君の髪は少しにおう。それはシャンプーの良い香りとか、湿った不快な臭いとか、そういうことで