自分のnote投稿しやすい仕組みをつくる
たった数日の毎日投稿で息切れしてしまった経験から、もっと気楽に無理なく自分に続けやすい形でnoteを書いていくには、どうしたらいいかを考えてみることにした。
早速noteを楽しんで投稿している人たちの記事を読みあさってみると、日々の記事作成をうまく仕組み化している人が多い。
その中でも、すぐに真似できて、これは使える、参考にしたいと思った3つのポイントをピックアップしてみることにした。
1.noteの習慣化(日常生活にnoteを組み込む)
noteとの関わり方は色々あるけれど、日常生活の中にうまくnoteを楽しむ時間を組み込んでいる人の方が継続的に投稿している感じがする。
記事作成をザックリ小さなタスクに分解すると、
・ネタ出し
・本文を書く(下書き・草案)
・見出し、太字、引用符などで成形
・カバー画像や挿絵を入れて装飾
・全体校正、修正
・記事投稿
あたりに分けられる。
noteと長くうまく付き合えている人は、この小さなタスクを毎日の生活の中にうまく組み込んで習慣になっている感じがする。
例えば、
・朝起きてすぐ一番頭がスッキリしているときに記事の下書きを作る
・電車に乗っているときにネタ出しする
・食後に一息つくタイミングで、自分の記事を読み返して添削、校正する
・他の人のnoteの記事を読んで楽しんだあとに自分の記事を校正する
など。
ここは人それぞれライフスタイルや好みによって色々あると思う。
ただ確実に言えるのは、
noteと関わる小さなタスクを普段の生活の中にうまく組み込んで、習慣化できると記事執筆の負担がぐっと減るということ。
では、どう習慣化させるか?がポイントになってくるので、普段サクッと習慣化させるためにいつも使う最強の一手をご紹介。
それは「習慣化したいこと」と「場所」を紐付けること。
なぜならば、習慣は場所に紐付いていることがほとんどだから。
なにか新しいことを習慣化するには「いつ」「どこで」「何をする」が重要なのだが、無意識に習慣となっていることは、ほぼほぼ「場所」が固定されている。
例えば、就寝、歯磨き、身支度。
時間は変動することはあるけど、毎回同じ場所でやっているはず。
これと同じで、noteの記事を読む場所、下書きを書く場所、修正する場所などを決めてあげると、一日の中で、その場所に行ったタイミングで、noteタスクに着手しやすくなる。
電車に乗ったらネタ出し。
ベッドでごろんとしたら記事添削。
など。
場所からやるタスクを固定して習慣化するのは今までうまく行ったケースが多いのでおすすめ。
2.記事作成サイクルを作る
投稿する前に、何度も読み返したり、修正したくなるタイプの人はshikaさんの並行して3本の記事制作をするnoteルーティーンがとっても参考になる。
いつもかわいいパンダと楽しいiPadイラスト記事を書いてくれているshikaさん。
パンダさんなのにシカさん。すごい惹かれる。
詳細はshikaさんの記事を読んでもらうのが一番だが、簡単にまとめると、書きたいネタを3本用意して、それぞれの制作工程をずらしながら、うまく並行して記事制作を進めていくやり方。プロジェクトマネージメント力高い。
2日に1記事くらいのペースで投稿したいなら、shikaさんのルーティンを応用すれば、1日予備日をもたせて1週間で3記事を制作できる。
1〜2日目で1記事目の下書きをつくり、
3〜4日目で1記事目の装飾と2記事目の下書き
5〜6日目で1記事目を投稿。2記事目の装飾と3記事目の下書き
という感じで進められる。
下書き、校正、記事装飾の時間と場所が違うならば、うまく日々の生活に組み込める気がする。
このやり方で一番グッと来たポイントは
「記事を寝かせることができること」
書き始めてから投稿するまでに数日あるので、他の記事作成に取り組んでいる間に気がついたり、思いついたりしたことを追記修正しやすい。これはとても便利。
特に自分自身がそうなのだが、何度も読み返したり、修正したりしたくなるタイプの人には投稿前に少し寝かせる時間をとる作戦は、すごく相性いいと思う。
ただ個人的には、もう少しペースを落として週に1、2本でも十分かなという気もしている。
3.構成テンプレートを活用する
うまいな、読みやすいなと思う記事は、だいたい決まった形をとっている人が多い。はじまりの挨拶やつかみ、そして本文、最後の締めやまとめがある。
これは小説やエッセイなどを書く人には使えないが、日々の気づきや知識ノウハウ系などを書く人には執筆効率が上がる可能性があるやり方だと思う。
これはnoteだけでなく、メルマガや他のブログにも似たことが言えると思う。
たとえば、西野亮廣エンタメ研究所のオンラインサロンでは毎朝約2000文字程度のビジネス書のような濃い内容がメルマガ的にFacebookに投稿されている。
内容は日々違うが、構成としては、
・あいさつ(おはようございます等)
・オモシロイつかみ(これも毎日違う。さすが!)
・今日はこんな内容ですという一言(noteで言えばタイトル)
・濃い記事内容
・現場からは以上でーす。の締めの一言。
という感じの流れになっている。
他にもいくつか毎日届くメルマガを読んでいると、それぞれのざっくりとした構成を持っているケースがほとんど。
そして、毎日継続して読んでいると知らぬ間にそのメルマガや記事の構成に慣れて心地よく感じられるようになっている。
なので、読み慣れている記事やメルマガを参考にして、記事構成のテンプレートを作ってあげると、すごく馴染みやすく、記事が書きやすくなって執筆効率も上がると思う。
お約束なものを作るかは個人の好みがあると思うが、効率化という点を考えると、ざっくり構成テンプレートくらいはあると、少し効率上がるかなという気がする。
まとめ
記事作成の負荷軽減の方法として、習慣化、記事作成サイクル、記事構成テンプレートの3つの技はうまく使っている人も多いので、自分なりのカスタマイズをしてみる価値はあると思う。
ほんの少しでも毎日投稿をやって息切れしたからこそ、たどり着ける場所や気づくことがある。やってみてよかった。
結局はどんどん失敗したり、手探りで試行錯誤していくのが、なんだかんだ言って一番楽しいのかもしれない。
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