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短期、日雇い、単発バイト等の体を張る仕事をするのは構わないが期限を決めること

今回は「短期的収入と長期的収入」をテーマに、収入の増やし方について教わったことをシェアいたします。

時代とともに短期的に仕事ができる幅が増えてきた


時代の変化に伴い短期バイト等の仕事の数も多くなりました。 

昔はわざわざ専門の会社まで出向いて登録、その後会社から電話、メールが届き仕事を選択、働いたら作業報告書を持ってまた会社に出向き給料を貰いに行くのが懐かしく思えます。

今はネットの発達により「Timee」「シェアフル」など登録も仕事選びも給料もスマホだけで完結できる「スポットワーク」と呼ばれる時代と便利になりました。

ウーバーイーツ等の配送員など個人で活動できる仕事も増えており、日雇いなどで働いていた自分からすると羨ましいなと思うところです。

私は今は昼の仕事も安定してきたので、さすがにバイトをすることはなくなりましたが、23〜33歳位の約10年間は本業とは別に副業で単発バイト日雇いバイトなどをよく利用させていただきました。

とくに半年間無職だった時には非常にお世話になりました。
半年間無職だった時の様子についてはこちらにて

短期的目先の給与か長期的な収入か

半年間無職だった時にあまりにも気力体力が限界だったのもあり、その姿を見かねた友人から知り合いの経営者に相談の場を設けていただきました。
その際に経営者さんに言われていたことがあります。

「ダラダラと続けないこと、絶対にいつまでに単発バイトを止めるか期限を決めなさい」

今を生きるのに精一杯でしたので、なぜかをお伺いしたところ

経「即金が必要なのはわかるけど、実際勤務時間8時間の募集1万円のバイトに対し、時間単価いくら?」

私「移動時間、待機時間、給与受け取りに会社への移動も含めると10時間以上なので、時給に直すと1000円もいきません。
交通費も場所によって支払いがあるところもあれば、なしの現場もあります。」

経「結局、時間に置き換えると安く見積もられるとわかるよね。
正直それなら家の近所にある居酒屋、飲食チェーン店の深夜バイトをシフトで入った方が、決まった時間に働けて交通費もきちんとでる上に移動時間も少ない。
今お金がなく即金が欲しいのはわかるが、ダラダラと続けてしまうと体力、気力まで奪われる。」

実際に体力よりも転職活動がうまくいかない自分に対し、嫌悪感でメンタルと気力がドンドン下がっているのは確かでした。

経「だから君の場合単発、日雇いバイトは家賃分+生活費だと税金を抜きにしても最低月10万くらい稼げばなんとかなるはず。
月10〜15日の間で働き10万稼いだら、残り半月は転職活動に集中することでメンタルも安定する。」

私「でも、日によって案件がない時もあります。
面接もいつ決まるかわかりませんのでバイトのエントリーのタイミングも慎重にならざるを得ません。」

経「登録会社からの案内メールに1週間先まではバイトの応募があるなら片っ端から入れておいて、面接の日程が決まればキャンセルすればいい。」

私「バイトをキャンセルすると次を紹介されなくなります。」

経「それはあるかもだけど、君の目的はバイトすることではない、次の職場を決めること、優先順位が違う。」

経「仕事が決まった後こそお金がないならなんとかするでしょ、別に日雇いの会社もそこだけではないのだから。」

確かにおっしゃる通りだと思い、なんとかアドバイス通りに動き、無事派遣の仕事が決まりました。

仕事が決まった後も給料は次月に支払いなので、あと1か月だけ日雇いバイトをやりつつ昼の仕事とダブルワークをした時期は、正直記憶があいまいですが乗り越えたという実感はありました。

無事決まり落ち着いた後に経営者の方にお礼を言いに会いに行ったところ、また別のアドバイスをいただきました。

経「ところで新しい仕事の職種は何?」

私「経理事務ですがそれがなにか?」

経「パソコンを使う事務系ならOK、できればそこから次はIT系に進んでほしいけどね。
現場仕事系、肉体労働系は最初の単価は良いかもしれないが、体力仕事には限界があること、次の転職に活かしにくいからね。」

私「どういうことでしょうか?」

経「体力仕事は君も経験あると思うけど、何十年も続けられる仕事ではない。人間どうしても怪我、病気などどこかにガタがくる。
確か君のお父さんは大工だけど、腰がヘルニアになってしまって仕事が出来なくなったと話していただろう?」

私「はい、父は大工は定年退職がないからいつまでも働けると豪語した矢先にヘルニアを患ってしまい、手術しても全快はせず、仕事が週5で出来なくなり手取りも減りました。」

経「20代30代の内は体力があるからなんとかなるが、歳を取ればとるほど筋肉は確実に落ちることは念頭におく必要はある。」

経「そして現場仕事系、肉体労働系のよくないところは履歴書に書けるスキルが身につかないこと。今の時代で稼ぎたいならまずはIT系をオススメする。」

経「給与を上げていきたいと思っているなら都内にいる以上、学歴もコネも顔もコミュ力もない君は実績、スキル、資格取得は必須。
例えば飲食店、配送など現場仕事を10年やってますと履歴書に書いたとしても何のスキルが残るか?
飲食店勤務などが決して悪いのではなく、やっている仕事内容の大半が代用が出来てしまう。
正直厳しいこと伝えると、誰でも出来る仕事のスキルは代わりがいくらでもいるので時給アップに繋がらない。」

経「だからこそ、最初は時給が低くてもIT系の仕事に転職して実績、スキルが身につくことで次の転職では結果として時給アップが見込める。
僕の友人で1年間正社員で働いた実績をもとにフリーランスになり月収を4倍近くまで上げた実績がある。
IT系などPCひとつでできる仕事は、実力、実績がつけばフルリモートも可能、君が望んでいた家族の世話も仕事をしながらできる。」

経「短期的にすぐに貰える金額ほど低く、長期的に後回しになるほど受取る金額が多く得られるのがビジネスの基本原理原則。
だからゴールから逆算で考え、どうすれば収入を上げることができるか計画して実行するのが大事だからそのことを胸に刻んでね。」

当時上記のお話をしていただいたときは、あまりピンときませんでしたが、今となってはよくわかります。

この後実際にコロナ時期などにUberEATS、配送員をした経験もありますが、給与は時間と体力の切り売りかつ、オーダーの取り合いなどに左右され収入が安定しない。
個人事業主なので会社は守ってくれず自転車事故などを起こした場合のリスクが大きすぎること。
そしてスキルも何も身につかないため絶対にこの次がないというのはよくわかりました。

実際に体験したことをシェアさせていただきました。
ぜひ今単発バイト、日雇いなどで食いつないでいるけど現状を変えたい方、転職を考えている方への参考になればと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。







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