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【マーケ基礎】高い商品力が基本。

いきなり結論から言うと、商品力の高いモノは、
価格が高くても売れ続ける、ということです。

それだけの価値を持っている商品なら、
お客さまは買ってくれるのです。

プロの商売人に、いまさら言うことではありませんが、
これを忘れているがために、
“モノが売れない”と嘆いているのです。

世の中の行列のできているお店を見れば、
よくわかります。

お店が綺麗だから、店員さんが可愛いから、
店主が面白いから、というだけの理由で、
行列のできているお店はありませんよね。

確かに、これらの要素は、繁盛店を創る上で、
非常に有効な手立てではあります。

しかし、行列を生み出すことはできません。

結局は、商品の良し悪しが、売り上げを左右するのです。

“あのお店”の“これ”と、
誰もがイメージする商品を創り出さなければ、
繁盛させることは不可能なのです。

あなたが度々訪れるお店にも、
そういう商品はあるはずです。

そこで考えてみてください。
どうして、自分はこの商品を買っているのか?

それだけの価値を持っているからではないですか。

他のお店には、
その代わりになるモノが無いのではないですか。

そのお店でしか売っていない。
高くても欲しくなる。
そんな魅力があるはずです。

こんな当たり前のことを書かなければいけないことに、
少し苛立ちを憶えます。

わかっているはずなのに、
売ることばかりに力を入れている店主が多いからです。

テクニック次第で、売れるようにはなります。
それは否定しません。

しかし、絶対に長くは続かないのです。断言します。

まずは、商品ありき。

商品の価値が高い上でこそ、そのテクニックが活かされ、
長く売れ続けるのです。

小手先で売れた商品は、すぐに売れなくなり、
お店の信用をも失うことになります。

行列のできるお店・老舗となるためには、
価値ある商品づくりを第一に考えてください。

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佐藤きよあき
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