商人魂(繁盛事例):商店街にシェアハウスを!閉じたシャッターは再び開くのか?
シャッター通り商店街。
次々にお店が潰れていき、シャッターが閉まったままの
寂れた商店街のことです。
いま、全国の商店街が存続の危機にさらされています。
独自に再生を試みているところや、産官学の連携により、
賑わいを取り戻そうとしているところなどがありますが、
ほとんどの商店街は為す術もなく、
朽ち果てるのを待つのみとなっています。
商店街の灯りが消えた街は、活気もなくなり、
街自体が音のない世界へと変貌していきます。
このままではゴーストタウンとなり、
住む人さえいなくなってしまいます。
そんな中、消えかけた灯りに
燃料を投入した商店街があります。
北九州市黒崎にある「寿通り商店街」。
店舗数13軒の小さな商店街。
そのうち8軒が空き店舗となっており、
薄暗く寂れていました。
そこで、かつての賑わいを取り戻すべく、
再生計画が持ち上がりました。
昼間は多少人がいるものの、閉店後は真っ暗な廃墟。
怖くて、人も通れない雰囲気でした。
商店街と言えば、
昔は店舗の2階に店主家族が住んでいたので、
夜になっても灯りがありました。
しかし現在は、狭い2階に住む店主は少なくなり、
別の家から通って来ています。
つまり、お店の2階には誰も住んでおらず、
オフィスや倉庫として使われています。
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