【繁盛戦略読本】『めだちっ!なニューズレター』<アイデア集>
お客さまは、仲間&家族。
アイデア・ニューズレターで、ググッと接近!
想いを込めた手紙を書いてください。
会社・お店を永続させるために、もっとも大切なのは、「お客さまとの継続的な関係づくり」です。その方法のひとつに、ニューズレターがあります。ニューズレターとは、会社・お店に集まって来るお客さまと会社・お店側のコミュニケーション誌、会報のようなものです。あるいは、仲良し家族の家族新聞だと言っても良いかもしれません。
間違えないでいただきたいのは、「セールスレター」ではない、ということです。決して、宣伝や売り込みをしてはいけません。ニューズレターは、あくまで、仲間・家族のためのものです。売り込みをすると、その時点でお店とお客さまという関係に戻ってしまいます。
目的は、人間関係を築くことにありますので、商売は抜きにしてください。人間関係の築けた先に、結果として、商売があるだけです。
仲間・家族に宛てた手紙を書いてください。教えてあげたいこと、知って欲しいこと、笑わせたいこと、想いをいっぱい伝えてください。気軽に考えれば良いのです。
■ニューズレターには、何を書けば良いの?
基本的には「何でも良い」と言えます。あなたの身近なことを書けば良いでしょう。
・いま、こんなことに興味があります。
・お店には、こんな人が働いています。
・私の家族は、こんな人たちです。
・こんなところに行ってきました。
・こんなこと、やっています。
・知っています? こんな流行
体裁としては、A4の紙にパソコンでデザインしたり、手書きしたものが定番です。しかし、パソコンでキレイに作らなくては、などと考える必要はありません。キレイ過ぎると「プロ」の手によるものに見えますので、“味”がありません。
お客さまは、「親しみ」を感じたいのです。ニューズレターに手書きのものが多いのは、そんなことを考えた結果です。読めないような汚い字ではない限り、手書きの方が良いでしょう。お友だちへの気軽な手紙のつもりで、書いてみましょう。
■ニューズレターを書くポイント
●お店・商品の宣伝はやめましょう。売り込まれると、お客さまは引いてしまいます。あくまで、仲間・家族への手紙だと思ってください。
●基本的に、書く内容は何でも構いません。身近なこと、テレビ・雑誌などで見たことに、自分がどう感じたかを加えます。大切なのは、あなた自身です。
●他店や人の批判、差別的な発言、宗教など、人の気分を害するようなことは、書かないようにしましょう。
●文章は、中学生が理解できる程度の平易な表現にしてください。難しい漢字や言葉は避けます。
●「起承転結」にこだわらず、気楽に書きましょう。“正しい文章”にしようと力まずに、思いつくまま書いても良いでしょう。しゃべり言葉でも構いません。ただし、意味だけはわかるように注意してください。
●ヘタでも良いので、できれば“手書き”にしてください。パソコンで書いた手紙は、味気ないですよね。どうしても書けないというなら、パソコンで作っても良いいでしょう。内容次第ですから。
●イラストなども、できれば“手描き”が良いのですが、“描けない”“まわりに描ける人がいない”という場合もありますから、ライセンスフリー(使用料不要)のイラストを使っても良いでしょう。ネット上にもたくさんありますから、探してみてください。そのイラストをマネして描いても良いでしょう。味が出ます。
●紙の質や色にこだわれば、面白くなります。プリンター用のさまざまな紙も出ていますので、利用しましょう。
●ニューズレターを発行し続ける際、問題となるのが、「ネタ」です。いろんなところへ出かけて行き、見聞きしたことを書けば良いのですが、時間の余裕が無い場合もあります。そんな時のために、雑学本を集めておきます。「ものごとの起源」「食の雑学」「おばあちゃんの知恵」など、“なるほどぉ〜”をたくさんストックしておきましょう。
ニューズレター・アイデア 1
■包装紙
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