「休職中の自責の念との向き合い方 ~元休職者が伝えたい3つの大切なこと~」その②
こんにちは。心理セラピストのichiroです。
◎【もうすぐ終了!】1/26「内向型の集い」~本音でつながる居場所~
内向型さん、奈良で密かに集まりませんか?
前回の記事で、①休職することは悪くないという話をお伝えしました。
前回の記事はこちら
今回は休職を違う視点から見ていきます。
少し専門的になりますができる限り
わかりやすくお伝えしようと思います。
この話を読んでもらえると
自分責めも少しは減るかもしれません。
②休職するのは自律神経の乱れとも言える
休職するのはある意味、自分のせいではなく
自律神経のせいとも言えます。
なぜかと言うと
人は危険、脅威を感じると、自律神経の交感神経が働いて
闘うか(行動する)、逃げるかの2つの選択を強いられます。
そのどちらもがうまくいかなくなると
自律神経の背中側の副交感神経が働いて、フリーズします。
動物でいう「死んだふり」状態です。
(そうなると人間の場合、そのショックが、トラウマとして身体に刻まれます)
おそらく休職された方は
このフリーズ状態を多く経験されている可能性が高いのです。
ちなみに、副交感神経はお腹側と背中側の2つがあって
背中側は、苦しいときにフリーズしたり、1人でリラックスするときに働きやすくなり
お腹側は、みんなと交流して、リラックスしているときに働く神経です。
休職された方に、この自律神経の話を当てはめると
例えば、職場におられた頃に
資料やプレゼンなど実務をされたり
(交感神経 闘争)
職場間の人間関係で少し和んでほっと一息ついたり
(副交感神経 お腹側)
時には、合わない人から逃れたり(交感神経 逃走)
立ち向かったり(交感神経 闘争)
職場におられたときは、会社や職場に必死で適応しようとされていた
と思います。
さらに、職場で苦しいときの自律神経の状態は
例えば
上司との人間関係がうまくいかなくて、ショックを受けたことがあったり(副交感神経 背中側)
仕事の折り合いがつかなくて、どうしようもない場合とか
(副交感神経 背中側)
職場の人間関係で悩み、逃げることも立ち向かうこともできない
くらい追い込まれたり(副交感神経 背中側)
のような感じで神経系の動きを推測できます。
休職されるくらいになられたのは
会社にいるときに
自分ではどうすることもできないフリーズ状態を多く経験された。
その結果、会社に行こうとしてもやる気が出ない
逃走を選択するようになった。と休職の経緯を推測できます。
さらに、自宅に戻っても、やる気が出ないなどの場合は
家でもフリーズモードになっている可能性があります。
なので、神経を巻き込んで休職という状態が起きている可能性が高いです。
だから、頭では働かなきゃと思ってもなかなか体がついていかない
という風に推測できます。
それは神経のせいとも言えるんです!
なので、自分が悪いと自己否定して背負い込まず
神経を整えるために無理に動こうとせずに
ゆっくりする時間を増やすことも大切です。
長くなりましたので、今日はこのへんで。
次回は、責めてしまう自分のためにできることを
3つにまとめて、ご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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