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ポケット版 「のび太」という生き方 横山泰行

本文抜粋(p.20)

「のび太の結婚式前夜」では、しずちゃんの
「あたし……、不安なの。うまくやっていけるかしら」の問いに対して、しずちゃんのパパはきっぱりと
「やれるとも。のび太くんを信じなさい」と答えています。
そして、しずちゃんのパパはドラえもんマンガ史上最も心に響く次のようなアドバイスをします。


「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」。


この話を聞きながら、しずちゃんはのび太との幸せな
結婚生活を確信し、結婚式に臨んだのでした。



(漫画ではもともと、「しずかちゃん」ではなく
「しずちゃん」と呼ばれていたのも知りませんでした…)

他人の幸せや悲しみを自分のことのように受け止めたり、相手の気持ちを考えたりできる人は、実はそう多くないと思います。

自分もそんな人になりたいな、と
シンプルにそう思った作品でした。

のび太からこんなに多くの学べるなんて、アニメを見ていたけど、気付きませんでした!

小学生にも読みやすい本になっていて、読書感想文に
オススメです❤︎


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