避けてきた日本史、再入門!
筆者は、東京外国語大学で学んだ。
海外への興味が強かったので、日本語専攻は選ばなかった。
もともと日本史には疎く、大学受験でも選択しなかった。
当然のように世界史を選択した筆者だったが、30を過ぎて日本史に再挑戦している。
そもそも世界史という科目が変テコなのだ。
自国の歴史だけを除外して外国の歴史を学ぶというのは、極めて不自然な話だ。
また、巷にはレキジョなる人達が存在すると聞く。
筆者も日本史の面白さを知りたいと思った。
日本史の再入門には、テレビを活用している。
『麒麟がくる』は欠かさず観ている。
大河ドラマをちゃんと観るのは、生まれて初めてだ。
同じくNHKの『歴史秘話ヒストリア』と『先人たちの底力 知恵泉』も重宝している。
民放では、フジテレビ系列の『所JAPAN』が面白い。
大学時代は、磯田道史さんがテレビに出ていても興味がわかなかったが、今では楽しんで耳を傾けている。
それから、司馬遼太郎などの歴史小説を読むようになった。
『梟の城』よりも「人斬り以蔵」が好みだ。
井上靖の「利休の死」も好きだ。
坂本龍馬の「船中八策」も読んでみた。
歴史家の文章では、黒田俊雄の「楠木正成の死」と内藤湖南の「応仁の乱について」が面白かった。
初心者丸出しかもしれないが、恥ずかしくなんかない。
大学時代よりも今のほうが、学ぶ喜びを謳歌している。