#三四郎
「三四郎」あらすじ解説【夏目漱石】5・絵画
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素性不明の人物・原口画家の原口のみ金銭やり取りの中に入っていません。その原口は美禰子と親しく話します。つまり冒頭集約の列車の、お灸の爺さんに該当する人物です。列車の中に登場する以上、作中有数の重要人物です。しかしなぜか姓のみで名前がなく、素性もよくわかりません。
わかっているのは里見兄妹には亡くなった長兄がおり、原口はその彼とヨーロッパ留学していたことだけです。存命中の里見家次兄
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素性不明の人物・原口画家の原口のみ金銭やり取りの中に入っていません。その原口は美禰子と親しく話します。つまり冒頭集約の列車の、お灸の爺さんに該当する人物です。列車の中に登場する以上、作中有数の重要人物です。しかしなぜか姓のみで名前がなく、素性もよくわかりません。
わかっているのは里見兄妹には亡くなった長兄がおり、原口はその彼とヨーロッパ留学していたことだけです。存命中の里見家次兄